最初にお断り。
あまりにもすごい場所なので、詳しくは書きません。
いや、頭がオーバーヒートしそうなので書けません。
「春の花々咲き始め。玉井登山口より大名倉山(2019.4.7)」の続きです。
大名倉山を下山後、本宮市にある岩角山岩角寺へ。
三面大黒天。
福島県指定名勝及び天然記念物 岩角山
岩角山は、標高337メートルで、阿武隈山地の中部に位置し全山花崗岩で形成されている。
「岩角山」の名勝は、花崗岩の浸食風景からつけられたもので、
幾十の巨岩には形によって名がつけられ、わが国の代表的な花崗岩浸食風景となっている。
この山は、平安時代に伊達郡の霊山などと同じ頃に天台宗の三世、慈覚大師によって開かれたといわれ、
天台密教の道場として栄えたと伝えられる。
山上の奥の院の岩に阿弥陀如来をあらわす種子キリークと、ベイの種子がある。
ベイは薬師・毘沙門天の信仰を現したものである。
江戸時代、二本松藩主丹羽光重(1615~1695)が信仰し、岩角寺の豪伝が復興に力をつくし、
特に毘沙門天の信仰が厚かった。
福島県教育委員会
毘沙門堂。
画質の劣化現象は未だ顕在。
ただただアップしただけではその彫刻の細密さが分からない。
・・・ということで、前に載せたこの画像だけを画像加工。
約5年半ぶりにこの彫刻を見たけれど・・・
やっぱりすごい!
撫で牛だけではなく、大黒様もなでなで。
二本松城主丹羽光重公・万民豊楽遥拝石より。
相変らず霞んでいて、安達太良山の麓にある霞ヶ城址(二本松城跡)は見えない。
梵鐘の裏手。
ここが岩角山山頂(標高337m)だと思うけれど、なんとなく立ち入り難い雰囲気。
奥之院阿弥陀堂。
前回訪れた際は修復中で見る事が出来なかった那智堂。
山中に累々とする巨大な花崗岩。
そこに刻まれた幾多の線刻、西国三十三観音巡りも終盤。
養蚕観音堂は安達三十三観音第三十三番札所・・・打止観音。
ほう除け苦抜き観音。
玉絹観音。
1回や2回だけでは全部を回ることは出来ない。
見学を終えて、そのうちまた来ようと。
ちなみにソメイヨシノは咲き始め。
あえて別名のカラルリソウ(唐瑠璃草)と。
ホシノヒトミ(星の瞳)でもいいけれど。
大名倉山は奥羽山脈、岩角山は阿武隈山地。
東北自動車道を挟んで西へ東へと忙しく・・・
お次は奥羽山脈の安達太良山の中腹にある岳温泉に移動。
スカイピアあだたらの広いお風呂に入って♪
これでおしまいです。
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