春は霊山寺跡がお花畑に。
初秋は霊山城跡や国司館跡までもが・・・
9月15日。
福島市より国道115号線を西へ...ではなくて東へ。
(奥羽の山に登って涼んで来ようと思っていたけれど、お天気の関係で阿武隈山地の霊山へ)
霊山I.C.より無料で通行できる東北中央自動車道「相馬福島道路」に乗って、霊山飯舘I.C.で降りる。
そして国道115号線を福島方面に少しばかり戻って・・・
行合道より主要地方道県道31号浪江国見線に右折、急坂を上がれば霊山登山口駐車場。
ほとんど誰もいないんじゃないかと思っていたけれど・・・
確かに日向の枠はがらがらだったけれど、日陰の枠はあまり空きがない。
今回のGPSログ。
小学生の時の遠足に始まり...何十回も登っている霊山だけれど、それは新緑の頃と紅葉の頃ばかり。
・・・ということで、9月の霊山に登るのは初めて。
今回の山行の一番の心配は虫で、特に蜂。
肌の露出は首と顔だけにして...
帽子も取り替え、黒から明るい色へ。
準備の最後に虫除けスプレーで仕上げをしたら・・・
霊山登山口より山行開始 9:07
緑緑、光までもが緑色!?
水音を聴きながら・・・
梯子を上らなければならない宝寿台は今回もパス。
見下し岩 9:36
登山口駐車場のすぐ下にはりょうぜん紅彩館。
またもやタオルを忘れて日帰り入浴は (^^ゞ
日暮岩入口 9:40
サンショウ(山椒)の葉の香り♪
蝉時雨♪
場所によっては岩を覆い尽すように。
霊山にはイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)が咲くと...
山開きの時に霊山案内人さんに聞いていたけれど、これがそうだったら夏にはもの凄い数の花が?
国司沢 9:48
天狗の相撲場も今回はパス。
ちょうど見頃のハギ(萩)の花。
護摩壇入口 9:58
春、ニリンソウの群落の中にそれとそっくりな葉が混じっているのを見つけて・・・
楽しみにしていたトリカブト(鳥兜)の花はまだ開花せず。
マムシグサ(蝮草)の実。
カニコウモリ(蟹蝙蝠)はまだ蕾。
???
親不知子不知へ。
何度でも何度でも...通る度に!?
足元ばかりを気にして、頭を岩にぶつけてしまう。
岩の隙間を見上げれば...ダイモンジソウ(大文字草)?
岩を潜り抜けて・・・
振り向く。
次の岩を潜り抜ければ・・・
護摩壇 10:20
安達太良山も吾妻山も一部は見えているものの...どちらかというと雲隠れ。
信夫山にズーム!
霊山の紅葉は10月下旬から。
そして見下ろす紅葉が見頃になるのは11月になってから。
・・・例年通りであれば。
ちょっとの鎖場、そして小さな橋を渡って・・・
小さなキノコ。
大きなキノコ。
国司館跡 10:42
赤とんぼ。
ワレモコウ(吾亦紅)
キク科の・・・
霊山城跡 10:50
絶好の休憩ポイントも、今はお花畑と化していて足の踏み場もない。
・・・ということは、休憩できるのは刈り払いのおかげと。
アザミ(薊)の蜜を吸うアサギマダラ(浅葱斑)を発見!
でもヨツバヒヨドリの蜜を吸っている時とは違って、ちょっとでも近づくとすぐ逃げてしまう。
金華山碑 10:58
キンミズヒキ(金水引)の花後は「引っつき虫」に。
その隣の岩場・・・
蔵王山は見えているのか見えていないのか?
半田山にズーム!
せっかくだから釣瓶落岩の辺りまで行ってこようかな?
続きます。
ご迷惑でなかったら教えていただけませんか?
安達太良山、沼尻登山口から周回を考えていますが、右回り(胎内くぐりから)と、左回り(安達太良山から鉄山)一般的にはどちらから回りますか?
2016年の山の日に沼尻登山口~湯の花採取場~胎内くぐり~鉄山避難小屋~箕輪山~鬼面山~野地温泉と縦走。
(旧ブログ「ひーたの休日」に記録があります)
沼尻登山口から縦走はしても周回した経験はなくて・・・
ならば胎内岩の反対側は?と聞かれれば、湯の花採取場分岐~船明神山と障子ヶ岩との鞍部にある池...ここも未知の区間。
ただこれだけは。
胎内くぐり手前の大きな段差を登るのに苦労したので、そこを下るとなると・・・
どちらもありだと思いますが、個人的には右回りを選びます。
日帰りなので、早く回れるルートにしたいと思っています。
感謝します。