会津駒ヶ岳を正面に、草紅葉に彩られた広大な湿原を行く。
10月5日。
朝までに雨は上がったけれど、強風はまだ収まらない。
台風18号から変わった低気圧の影響が残る福島市より・・・
国道115号線~(福島西I.C.)東北自動車道(白河I.C.)~国道289号線
~国道121号線~国道400号線~国道352号線。
そして・・・
県道350号栗山舘岩線。
台風19号による被害...現在、県道350号線は路面崩壊により南会津町田代山~南会津町水引が通行止め。
猿倉南登山口より先...栃木県側は元々一般車両通行止め。
今夜一泊する湯ノ花温泉、そして水引集落を通過。
そこから十数km続くダート道に疲弊。
(運転手でなくても)
いったん猿倉北登山口にあるトイレに立ち寄ってから...300m先にある猿倉南登山口の駐車場へ移動。
山歩きの準備をしたら・・・
今回のGPSログ。
尾瀬国立公園 - 田代山・帝釈山登山口。
猿倉南登山口(標高1430m)より山行開始 10:25
登り始めは落葉広葉樹の森。
その紅葉は始まったばかり。
キノコも生える。
中通りから甲子峠を越えて会津入り。
南会津町の田島を過ぎても天気は回復せず、舘岩に入った途端にこの天気♪
こんな青空の下で歩けるなんて全く想像していなかった。
ヤマハハコ(山母子)
残り花と言いたいところだけれど、結構咲いていた。
登るにつれて落葉広葉樹の森から針葉樹の森へと変わり...黙々とただ登る。
山並みが見えるようになったけれど、どこがどこの山だか (^^ゞ
山座同定は家に帰ってからの宿題として...結果、高原山。
女峰山、小真名子山、大真名子山、男体山。
はたして帝釈山まで行けるのか?
時間が押しているので、休憩せずに・・・
小田代を通過 11:55
栃木県の山々を眺めつつ、急坂を登り詰めれば・・・
視界が一気に開ける!
田代山湿原 12:15
ああ、道標だけの写真を撮り忘れてしまった (^^ゞ
この道標から続く木道は反時計回りの一方通行なので、当然同じルートは取れないわけで。
・・・ならばあっちこっち見渡しておこうと思ったけれど、置いて行かれてしまう。
弘法沼の向こうの森の中に立っているのは、ロボット雨量計小屋のアンテナか何かかな?
田代山山頂(1926m)道標 12:25
記念写真を撮ったら先を急ぐ。
キンコウカ(金光花)の草紅葉。
ここまでは余裕綽々で登って来れたのに・・・
弘法太子堂(田代山避難小屋)まですぐというところで突然足がガクガク...力が抜けて。
原因はたぶんシャリバテ。
朝5時に食べた朝ラーのエネルギーが切れたということ (-_-;)
皆は先に行ってしまったけれど、ちょっと止まって景色を眺め・・・
大嵐山の向こうに七ヶ岳。
もう少し空気が澄んでいれば磐梯山、吾妻山、安達太良山の山並みがその奥に見えるらしい。
いつの間にか夜間通行止めが解除されていた磐梯吾妻スカイラインにも台風19号の被害。
現在、土砂崩落により全面通行止め。
帰りは左側。
弘法太子堂は直進、すぐ目の前の森の中。
弘法太子堂(田代山避難小屋)...(標高1971m)に到着 12:42
ベンチに座って昼食...エネルギーを補給すればたちまち回復!?
でも、無理はしない。
帝釈山には向かわずに居残り組に加わることに。
たっぷり休んで落ち着いたところで避難小屋の中...弘法太子堂を参拝。
ちなみにここにはきれいなトイレ(別棟)あり、水場なし。
そして、気になる帝釈山方面にほんのちょっとだけ。
・・・うん、今回は残って正解。
弘法太子堂(田代山避難小屋)より下山開始 13:45
日が翳ってしまい・・・
なんていうのかな?
輝きが消えたというか。
今の時間だと帝釈山を越えて馬坂峠へ下山?
チングルマ(稚児車)の紅葉。
花の季節にも訪れたいけれど、自分の車では県道350号線を踏破するのはたぶん無理。
(台風19号の被害・・・)
田代山湿原一周完了 14:03
続きます。
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