なっちゃん今日は雨の寒露だよ。
あんなに暑かった夏が嘘のように
今日は少し肌寒いから
なっちゃんのモフモフが恋しいよ。
なっちゃんの大好きだったナイス公園の
桜の木が彩づき始めてたよ。
もうすぐ一面紅い葉っぱの絨毯だね
毎年紅い葉っぱの上を
楽しそうに踏み踏みしてたのに
毎日秋晴れのお散歩日和なのに
なっちゃん、なっちゃん、なっちゃん
すごくすごく寂しいよ。
昨日アップルパイ買ってきたよ。
ケーキ屋のおばちゃんに
なっちゃんが逝っちゃったっていったら
えっ!?って顔を覆って
どうして?って言ってたよ。
涼しくなったから
なっちゃんに会いに行こうって
思ってたんだって。
おばちゃんがなっちゃんにって
クッキーくれたよ。嬉しいね。
今日は男鹿のMちゃんが
可愛いお花持って来てくれて
嬉しかったね。
また泣いちゃったよ。
今日はなっつの四十九日です。
早かったような、長かったような
不思議な時間の感覚ですが
なっつが此処にいないという事が現実。
なっつがいなくなってから
未だかつてないほど手足の調子が悪いんです。
テンションもモチベーションも低いんです。
毎日毎日涙が流れるんです。
この15年どれだけなっつに依存して
私は生きて来たんでしょうね。
2004年6月のある日
「シーズーとマルチーズの雑種の子犬生まれました」
と言う小さな新聞広告が目にとまりました。
先代犬が亡くなり5年目の初夏でした。
私は秋田県由利本荘市西目まで
その子犬を見に車を走らせました。
当時ナビ等という物はなく、
携帯もPHSという時代
秋田県地図と広告主さんの電話番号を頼りに
どんどん山の中へ入っていきました。
不安な山道を行くと急に民家が見えてきて
看板も案内も何もありませんでしたが
そこが犬舎だということはすぐにわかりました。
車を降り入り口に行こうとしたところで
ブリーダーさんらしき人と
1匹の子犬を抱えたご家族と会いました。
ご家族はそのまま子犬を連れて帰られ
私はブリーダーさんに案内され中に入りました。
新聞広告を見て来たことをつげると
一番端のゲージにマルシーズーが2匹いました。
1匹は白黒パンダのような
とっても愛想のいい男の子
もう1匹はゲージの角に座り
微動だにしない白と茶色の
愛想の悪い女の子
なっちゃんとの初めましての出会いでした。
なっちゃんとお見合いすること数分
なっちゃんに家の子になる?って聞いても
ボケーっとしてるだけで無反応。
連れて帰ったら母さんに文句言われるだろうな
でも姪は喜ぶだろうな、じゃあ自分はどうなのよ
と、色んなことを考えましたが
来月この子を迎えに来ますと
ブリーダーさんに伝えました。
愛想のいい白黒パンダ君を選ばなかった理由は
男の子だったからです。
最初から飼うなら女の子と決めていたので
もしかしたら白黒パンダ君が女の子なら
パンダ君が家の子になっていたかもしれません。
そしてすれ違ったご家族が連れてい行った子も
なっちゃんと同じ毛色の子で
にかほ市のご家族に迎えられたと
ブリーダーさんが教えてくれました。
なっちゃんは3兄弟だったんです。
それから1カ月後の7月10日
妹と姪と3人でなっつを迎えに行き
なっちゃんは家の家族になりました。
それから15年
色んな事があったけど
フレンドリーななっちゃんは
たくさんの人に可愛がれ
本当本当に楽しい毎日でした。
春は色んなところへ
お花見しに出かけたね。
夏は千秋公園で蓮の花を見ながら
ババヘラアイス食べたよね。
秋は鳥海山や八幡平、田沢湖と
紅葉を見に行ったよね。
冬は駅前にイルミネーションを見に
毎年行ったよね。
ワンワン運動会でファミリー賞もらったね。
お気に入りだった賞品のブラシずっと使ったよね。
ホームセンターのカートに乗って
一緒におやつ買いによく行ったよね。
本当に本当にありがとね。なっつ。
もうなっちゃんを解放してあげなきゃね。
笑って天国に見送ってあげなきゃね。
泣いてばっかりいたら旅立てないね。
でも時々は
ばあちゃん、パパ、ママ、おねね、
そして私の元へ帰ってきてね。
皆待ってるからね。
なっちゃん大好きだよ。
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せばせばまたゆっくりボチボチと どいどい