昨年末に終わらせたつるバラに引き続き、松明け以降、鉢植えや地植えの株立ちのバラの世話に着手したのだが、なかなかはかどらない。
昨日は冷たい北風が吹いて「何も好き好んでこんな日にやらなくても…」と躊躇しかけたが、建物を風よけに何とか2時間余り作業した。
それでも時折回り込んで吹いてくる北風の冷たいこと…
もう少し若いうちは、やり始めると一気呵成に最後の一株まで終わらせようと、大車輪で作業したものだが、最早その馬力は失せた。
多分、寄る年波ってやつで、情けないけど身体は動かなくなるし、何より頭の回転が先へ先へと先回りしなくなったので、段取りがうまく行かず能率が悪いったらありゃしない。
焦ったってしょうがないので、ヨロヨロと流れに従うしかないが、何をかいわんやなのだ。
自分自身では楽しい作業をしているつもりでも、在りし日と比較してしまって忸怩たる気持ちにさせられてっしまうのは大矛盾であると思う。
こういうことも天の配剤なのか…
関東地方は木曜日、金曜日辺りに4月並みの18℃位まで気温が上がるという予報が出ているが、ならば、その辺りを「集中作業日」にして、一気にやっつけるのも手である。
それにしても寒中に18℃なんて…何もそこまで一気に上げなくたって、12～13℃もあれば十分暖かく感じられるのにと思う。
この頃の天候は「加減」と言うものを知らない。
「塩梅」と言う言葉に置き換えてもいいが、塩を余計に入れ過ぎた梅干しは塩辛すぎて美味しくないものだ。
「いい塩梅」という言葉の意味を噛みしめたいものである。
それでも、なんだかんだ言いながら８鉢は終わらせたので、残りは大株中株それぞれ２つづつの４鉢。
大事にしている「空蝉」と「ノリコ」の大株は大きいだけに難敵だが、それを片付け地植えの５株の世話をすれば開花を待つ準備は完了するって寸法だ♪
寒い時期でいつもぶつくさ言いたくなるが、ボク的にはバラを育てるうえで一番楽しい作業でもある♪
まだ着手していない鉢植えの「空蝉」のつぼみの最後の一つが開いた
明後日辺り、せん定に着手すれば切り花にして室内に飾ろうと思う
