春眠暁ヲ覚ヘズ
今朝は30分寝坊してしまった。 目覚まし代わりのラジオのニュースをベッドの中で聞き終えた後、手を伸ばしてラジオのスイッチを切ったところまでは良かったのだが、そのまま目を閉じてしま...
「口福」な春
パトロールで通りかかった鎌倉・坂ノ下の浜でワカメが天日干しされ、風に揺れているのに気付いた。 既にわが食卓には何度かワカメが上がっていて、ボクの好きな茎の部分のコリコリした食感や...
鶯の啼くや小さき口あいて
それにしても下手くそだった。 ちゃんと最初から最後まで鳴けないんだ。 それどころか、森の中にたたずんでいた30~40分の間に聞こえたのはたった2回...
何やらゆかしすみれ草
たった1輪だったけど、この春初めてタチツボスミレの花に出会った。 それもおよそ可憐な花には似つかわしくない、車の往来がある道路際の崖地。 しかも午前中の短い間こそ日が当たるが、...
Watch your step !
地虫出て土につまづきおりにけり 上野章子 ボクももう何年か前に似たような発想の句を作ったが、これほどまでユーモアをかもせなか...
気ぜわしくなってきた…
昨日関東地方に吹いた南寄りの強い風は「春一番」と認定されたようだ。 「日本海の低気圧に向かって風速8m以上で吹きこむ南寄りの風」が定義だそうだから、なるほど、正午過ぎに9.0mを...
よりによって「ルビー」だなんて
なんだか底知れない不快感というか、言いようのないおぞましさを感じて目が釘付けになった。 見ようと思っていて目に入って来たのならいざ知らず、不意を食らったように先方からこちらの目に...
開心自然形
今年の収穫個数は33個だった♪ 去年は確か18個程度だったから倍増と言っていい。 小田原から柑橘類や野菜をトラックに積んで売りに来る農家から分けてもらった甘夏みかんの苗木を庭に...
六十年後の春
少年や六十年後の春の如し 永田耕衣 春の句集をめくっていたら上掲の句に出会った。 馬齢を重ねてきているものにとって「少年」という...
お初にお目にかかります
心を空っぽにして歩いていると…というか、世の中にはまだまだ知らないこと、見たことも無いようなものに出くわすことがある。 こういうことは予告なしに不意にやって来ることが多いから、こ...