平方録

いるんですナ隠れキリシタン…じゃなくって夏大好き人間

梅雨が明けただけでもうれしいのに、九州や中国四国などの西の地方を差し置いて何と6月中に関東地方の梅雨が明けてしまったのだから夏大好き人間にはこたえられない日々が続いている。

今年がとりわけ嬉しく心躍るのは、夏至を過ぎてまだ間もない6月中の梅雨明けだったこどだ。
例年だと厚い雲がどんより覆いかぶさり、雨がしとしと降り続く陰鬱な景色の中に身を置かなければならないのに、1年で一番日が長い時期に太陽を遮る雲がないのだから朝は早くやって来るし、夕方はいつまでたっても明るい。
何が嬉しいかって、太陽と長い時間過ごせるということくらい心浮き浮きするものはない。
明るくてしかも強い日差しというのを浴びると妙に懐かしい気がして、ボクの本当の出自は太陽光線なのではないかとさえ思うくらいなのだ。
だからだろうか、身体全体を投げ出していつまでも陽の光と戯れていたいという衝動すら覚えることがあるのだ。

それに加えて夏がやって来て嬉しいのは気温の上昇に伴って身に付ける衣類もごく簡単なものだけで済むことだ。
ボクの場合はパンツと短パン、それにTシャツ1枚という究極ともいえる身軽さである。
おまけに暮らしている町が相模湾沿いにあるからよほどのことがない限り日中は海からの南寄りの風が吹いているので日向の暑さは変わらないが、日陰に入ると風が心地よい。
特にわが家は風の通り道に位置しているらしく、風さえ吹いていれば扇風機もクーラーも必要なく、しのぎやすいのだ。

ほぼ半世紀前の大学生の時、1年間新聞配達をして洋上大学というものに参加してアメリカ西海岸まで船で40日余りをかけて往復した際に立ち寄った1度きりの体験だが、真夏のハワイを味わったことがあり、張り倒されるのを覚悟でちょっと誇大広告気味に言えば、あの島の木陰を彷彿させるほどなのである。

ん? ……だから、誇大広告って断ったでしょ!

生まれも大暑の日である。暑さとはそもそも縁が深いのだ。
妻も6日後の生まれだから夏大好き人間である。それで伴侶に選んだってわけではないが、よく理解してくれるので波風が立たないでやって来れたのかもしれない。

2、3日前にテレビをつけていたら情報番組に出ていた女性弁護士がボクと全く同じ感想を漏らしていて「オッ 同志がいた! 」と実に気分が良くなった。
ビックリした司会者が女子アナに振って感想を求めると、この女子アナも「私も同じで夏は大好きです」って!
いや驚いた。あの2人、これから贔屓にしよっと。

テレビニュースなどで街行く人の「暑いの大っ嫌い。もうウンザリ。早く夏が終わってくれればいい」なんて声ばかり拾わず、「いいですねぇこの暑さ。ほんとリフレッシュできますねぇ。農作物もよくできるでしょうし、お天道様万万歳です」なんてコメントも拾って流したらどうだ。
夏ってのはポジティブな季節なんだぜ、そもそも!

これからたっぷり真夏の太陽と暑さを味わえる ♪



昨日午後2時過ぎ、湘南海岸自転車道に乗り入れたのだが南西の強い風で猛烈な砂つぶてが顔を打ち付けるので目を開けられず、退散を余儀なくされた


はるか九州付近にいる台風の間接的な影響が及んでいるのだろう。天気は下り坂だ




敢えて強風に挑もうとしているかのようにカラスが数羽、わざわざ波打ち際までやって来て遊んでいた?


かつては〝東洋のマイアミビーチ〟と謳われた片瀬西浜は海開きは済んだものの夏休み前の平日でもあり閑散としている。まだ工事中の海の家さえ数軒残っている


今日あたりから戻り梅雨だそうでテンション下がっちゃうなぁ
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「随筆」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事