市況
■株小反落(23346)。「日本の4連休中に欧米・アジアの株式相場が大幅下落して投資家心理を下向かせたが、下値では押し目買い意欲も強かった。フランスや英国など欧州で新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻になっているほか、米国の追加経済対策の先行き不透明感が強まっているのを受け、国内でも投資家の運用リスクを回避する動きが先行した。下げ幅は一時200円を超えた。もっとも、後場に入ると日経平均は下げ幅を縮小し、上げに転じる場面もあった。日銀の上場投資信託(ETF)買い入れ観測が浮上したほか、富士フイルムが昼ごろ、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の承認申請を10月にも実施すると発表したのも支えとなった。市場では28日の権利付き最終日を控え「配当狙いの買いもかなり入り始めているようだ」(国内証券)との声も聞かれた。昼には菅義偉首相と日銀の黒田東彦総裁が首相官邸で会談し、思惑的な買いを誘ったとの見方もあった。東証1部の売買代金は概算で2兆7632億円。売買高は15億1983万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1367と、全体の約6割を占めた。値上がり銘柄は732、変わらずは77銘柄だった」。■債券堅調(利回り低下0.005%)「欧州での新型コロナウイルス感染再拡大が世界経済の先行き不透明感を強め、債券には買いが入った。同日昼頃に菅義偉首相と面会した日銀の黒田東彦総裁が記者団の取材に応じたが、従来の見解を繰り返した部分もあり、債券相場の反応は限られた。日銀が実施した4本の国債買い入れオペ(公開市場操作)では、残存期間「3年超5年以下」や「5年超10年以下」で、応札額を落札額で割った応札倍率が前回から上昇したが、相場への影響は限定的だった。新発40年債利回りは前週末比0.005%低い0.610%を付ける場面があった。ただ、財務省が24日に実施する40年債入札を控えて持ち高調整の売りも出て、同横ばいの0.615%で推移している」。
(為替)104.93-105.20のレンジ。17時は104.96近辺。ユーロは、一時1.1672近辺まで売られ17時は122.76/1.1695近辺。欧州でのコロナ禍再拡大懸念、ロンドン朝方でもPMIも不ざえでポンド・ユロともに安い。
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