市況
〇株続落(18065)「新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動の停滞が長期化するとの警戒感が強まるなか、米株価指数先物が大幅安となり、後場に海外投資家による売りが強まった。日経平均の下げ幅は一時1000円を超え、節目の1万8000円を下回る場面があった。東京でのロックダウン(都市封鎖)の可能性が市場で取り沙汰されるなか、米株価指数先物が急落。米ダウ工業株30種平均先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ工業株30種平均先物」の6月物の下げ幅は東京市場の取引時間中で一時600ドルを超えた。「米国で新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、投資家の警戒感が強まっている」という。日銀によるETF買いの思惑が下値を支える場面もあったが、薄商いのなかで後場に入り海外投資家による先物売りが膨らみ株安に拍車を掛けた」。〇債券よこばい(利回り0.005%)「日経平均株価が大引けにかけて急速に下落。相対的に安全資産とされる債券には買いが入ったものの、日銀の国債買い入公開市場操作で投資家の売り意欲の高さが意識され金利の低下幅は限られた。長期金利は一時マイナス0.005%まで低下した。日銀は4月の国債買い入れオペの方針で中長期債の購入頻度を増やした。月間ベースでは購入額も増えるとの見方から債券需給の引き締まりを意識した買いが先行した。日銀が1日公表した企業短期経済観測調査(短観)では企業の景況感を示す大企業製造業の業況判断指数(DI)が7年ぶりにマイナスとなった。市場予想ほどは悪化しなかったが、新型コロナの悪影響が十分に織り込まれていないうえ、日銀はすでに3月に追加緩和に踏み切っており、債券相場の反応は限られた。国内金融機関の資金の置き場としての需要が乏しいとの見方から中期債には売りが出た。新発5年物国債の利回りは前日比0.015%高いマイナス0.125%をつけた。もっとも、超長期債は買いが優勢で新発20年債利回りは同0.020%低い0.290%で取引されている」。
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