丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(10/08_朝)の その他ニュース

2020-10-08 06:26:24 | 2017年3月~2021年7月

その他ニュース

新興の電気自動車(EV)メーカーとして脚光を浴びた米ニコラが詐欺疑惑に揺れている。誇示していた技術の多くがウソだったとの告発を受け株価が急落、創業者が辞任した。クルマを1台も売ったことのない企業が市場から一時2兆円もの評価を得た背景には、「空の器」と呼ばれる上場スキームの流行もある。「ウソの海で米最大の自動車メーカーと提携する方法」。9月10日、辛辣な言葉が並ぶ報告書を公表したのは、ニコラに空売りを仕かける調査会社、ヒンデンブルグ・リサーチだ。2015年にニコラを設立したトレバー・ミルトン前会長が技術を誇大に宣伝し、投資家を欺いたと糾弾した。

ニコラは燃料電池など先端技術を掲げ、宣伝ビデオでは斬新なデザインのEVトラックが駆け抜ける。だが報告書はこの映像は試作車が自重で坂道を転がっているだけだと指摘。自社開発をうたう基幹部品も外部からの調達品である点など数十の不正や疑念を並べた。ニコラ側は当初、「ヒンデンブルグが空売りでもうけるための言いがかりだ」と反論したが、後に試作車が電動ではないことや、外部の部品を使っていたことを認めた。米証券取引委員会(SEC)や司法省が調査に乗り出すなか、9月中旬にミルトン氏が辞任。株価は半値以下に急落した。新興企業の疑惑が耳目を集めたのは、ニコラが米ゼネラル・モーターズ(GM)との提携を大々的に発表した直後だったという事情もある。

GMはニコラの試作車の設計や生産を受託する代わりに、ニコラ株11%を取得する――。両社が9月8日に発表した資本・業務提携。先端技術を巡る新旧企業のタッグと受け止められたが、内実は少し違ったようだ。GMは20億ドル(約2100億円、当時)相当のニコラ株を無償で受け取る。対価20億ドルで、技術力に乏しいニコラの設計や生産を肩代わりする契約とも読めるが、GMは「業界をリードするディスラプター(破壊者)」とニコラを持ち上げた。 以下略 (*日経 記事より)写真:ミルトン前会長は9月中旬に辞任した(19年12月の発表会)=ロイター

            その他ニュース(10/08_朝)
       国際       

01_米副大統領候補、「有事」の資質で論戦へ きょう討論会(日経)

               

02_米、IS戦闘員2人を訴追 日本人2人殺害にも関与か(日経)

       企業       

03_*米新興EVニコラに詐欺疑惑 「空の器」上場に危うさ(日経)

               

04_ANA、希望退職を募集 賃金カットで年収3割減に(日経)

       IT 科学       

05_ホンダ、F1「完全撤退」は必然か(日経)

               

06_巨大ITに包囲網、「事業分離」を提案 米下院が報告書で(日経)

       国内       

07_出張帰国時の2週間待機免除 政府検討、行動計画提出で(日経)

       市場       

08_(日銀ウォッチ)首相ブレーンも交代、リフレ派に渦巻く不安(日経)

               

09_NYダウ反発530ドル高 経済対策の一部実施を期待(日経)

               

10_[FT]洋上風力に大規模シフト、英首相が表明 実行性に疑問も
モラル・マネー 投資の新潮流を紹介(日経)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。