『受け入れることではじめて見えてくるものがある』
がん告知を受けて、まず最初に思うことは「なぜ」ではないでしょうか。
一体何が悪かったのだろう、どうすればがんにならずにすんだのだろうと考えます。
しかし、いくら考えても「なぜ」の答えは得られないでしょう。必要なのは「why (なぜ)」ではなく「How (いかにして)」です。まずは受け入れ、先を見るのです。それを手放すことことでもあります。そして与えられたものを受け取って、それを「いかにして」いくかなのです。
by 樋野興夫・順天堂大学名誉教授 一般社団法人がん哲学外来理事長
今回のブログは気まま過ぎて1か月半ぶりになってしまいました。
今年に入ってからの「がん哲学外来メディカル・カフェin世田谷深沢」は1月から、限りなくリアルに近く会場とZOOMで繋ぐカフェと「空っぽの器を用意してほっこりした対話の場」をスタッフと"なんだかんだこうすれば"と模索しながら、全国各地と言っていいほどZOOMで集っていただけたこと、リアルに専念すべきとか、コロナ禍であるから中止という考えには至らずに、いやな自粛を常識的に乗り越えて、今の文明を良い方向に用いていくことが現実的と見据えて開催することが出来ました。
まさに、時代を生き抜くために能力を磨く、カフェに集ってくださる方に「愛」で応えた「英断と速効」の教えにかなうものと考えています。
前置きは、このくらいにし、本題のテーマ「受け入れることではじめて見えてくるものがある」と、がんを認め共存していくとの、人物夫妻のブログを紹介いたします。
大島康徳氏・・・・大分県 中津工業高校卒業 70歳
中日ドラゴンズ゜・日本ハムファイターズ元選手(監督)
NHK等野球解説者・第1回 WCBベースボール日本優勝コーチ
私の2学年上で、私が社会人野球時代の共通の友人から紹介され、川崎球場での試合が終わった後に「一時間ばかり杯を交わしました」大島氏の口からは「野球も人生もフルスイング」で前へ進むと力強い言葉を思い出す。
そののち、私はアマチュア審判や指導の道へ、大島氏は若くとも「負くっか」(大分弁・・負けてたまるか)てチームの大黒柱になり名球会のメンバーにと、進む道は分かれて暫し疎遠になって現在に至っています。
2年前に、九州の球友との話の中で「大島さんが大腸がんステージⅣで激ヤセ」・・・・しかしながら、ブログで自分の気持ちと夫婦の共通目標や子どもたちとのことも含めて綴っていることを聞いてから「ブログ」の中に入らせていただいています。
お時間が許されましたら「大島康徳さん」のブログは言ってごらんになっていただきたく思います。