アイラー

昨夜は「Albert Ayler/Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings (1962-70)」のDisc2,3を聴いた。ちょくちょく聴いていると、家族も何の違和感も感じずに、当たり前の音楽のように聞き流している。1964年コペンハーゲンでの録音が内容、音質とも素晴らしい。Don Cherry,Gary Peacock,Sunny Murrayとの演奏。この頃、「Spirits」という曲がテーマ曲のように使われている。昔、この曲をよく吹いていた。また吹いてみよう。

今日は天気がくずれ、雨の後は冬の寒さになるらしい。

Ghosts

昨夜は「Albert Ayler/Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings (1962-70)」のDisc6,7を聴いた。Disc6にはジョン・コルトレーンの葬儀での演奏が含まれていた。1967年7月21日、ニュー・ヨークにある教会での演奏ということで、サックスの音が反響して（録音はあまり良くない）生々しい。メンバーは、Don Ayler,Richard Davis,Milford Graves。そして、「ニュー・グラス」の頃の演奏。Bernard Purdie(drums)と一緒にやっていたのを再確認。Disc7には、1970年7月28日のフランスでの演奏があった。マグー近代美術館での有名なコンサートの翌日ではないか。曲名にはuntitled,incompleteという言葉がちょくちょくみられる。アイラーのCDでは、「Going Home(Swing Low Sweet Spiritual)」に次いで好きなのが「Love Cry」だが、行方不明になっているので、思わずネットで注文してしまった。

今日の天気は晴れ、夜は飲み会で遅くなりそう。

Spirits

注文してあったCDがCaimanより届いた。「Albert Ayler/Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings (1962-70)」。最初は何が届いたのか想像ができなかった。重箱（一段だが）のような入れ物にCD９枚とおまけCD１枚、分厚いブックレット、アイラーの幼少の頃の写真、当時のイベントのチラシ、ドライフラワーなどが入っていた。何と言う豪華なボックス・セットであろうか。今日はとりあえずDISC1を聴く。1962年ヘルシンキの録音から始まる。「Sonnymoon for Two」、相変わらずふざけたソロだが、リフはかなりまともに吹いている。いい音色だ！そしてCecil Taylor Quartetでの1962年コペンハーゲンでの演奏の後、1964年ニュー・ヨークでのGary Peacock,Sunny Murrayとの演奏へ。どこかのカフェでの演奏だが、演奏が終わると拍手がまばらで客は数人しかいないといった感じだ。もちろん演奏は聴きごたえがあった。

Swing Low Sweet Spiritual

昔「Swing Low Sweet Spiritual」というタイトルでアルバート・アイラー（Albert Ayler）の黒人霊歌集？がでていたが、現在は別テイク・未発表曲を含め「Going Home」というタイトルになっている。ずうっと聴きつづけているジャズは、これとビリー・ホリデイ(Billie Holiday)のコモドア盤くらいである。
OL’man　ｒｉｖｅｒ(Jerome Kern 作曲)でのヘンリー・グライムスのベースが素晴らしく、正統派もこんなのもできたベーシストはその後ヨーロッパ・ツアー中に行方不明になってしまったらしい。OL’man　ｒｉｖｅｒは映画「ショウボート」で黒人男性が船の上で歌っていた曲だったと思う。映画を観たのがあまりに昔のことなので記憶は定かでないが。。。夢か現実かも定かでない。。。

追記
こんなところにHenry Grimesが。