このところ、日本各地で豪雨被害が相次いでいる。
昨日の九州の豪雨もすごかった。
何人もの人命が失われ、その他の被害も甚大であった。。
この被害に対して、岸田総理などの政治家たちは「お見舞いの言葉」など一切ないのはどうしてだろう。
マスコミはこのようなことは取材しないのだろうか?
それはさておき・・・。
先般、岸田総理は防衛費の大増額を突如言い出した。
そのためにを増税をすることも表明した。
国(国民)を守るためには必要不可欠・・・言いたいのだろう。
しかし、いくら防衛装備を拡充しようとも、人の命を奪いこそすれ、救うことなどありえないと私は思っている。
実際、これまで発生した多くの自然災害で、防衛兵器で被害を防げたであろうか?
最新鋭の防衛機器をいくらそろえようとも、自然災害による被害者を救うことすらできないではないか?
発生の蓋然性の低い戦争のために大枚をはたく前に、自然災害から国民を守るために国費を投入する方が、はるかに価値的ではあるまいか?
かつての大戦でも、国を守るためだと言いながら、一体何人の国民を犠牲にしたのか?
暴力では結局国民の命や財産は守れないことは、明白であろう。
日本の愚かな政治家たちは、いつまで過去の化石のような考え方にしがみつくつもりか?
この一点を見ても、日本は先の大戦の反省も、またそれから何も学んでいないのだ。
こういうリーダーに率いられる国民こそ、いい迷惑である。