私はだいぶ前からフリーソフトの『 Free 回転体 for Win32 』を「 Vector ソフトライブラリー」に登録しています。それなりに人気はありました。
ソフトの本体は今の Windows でも問題なく動作できています。
ただ、ヘルプファイルを完備したソフトウェアだったのですが、最近の Windows 10 から、このヘルプファイルを読むための OS 側のプログラム「 WinHlp32.exe 」が使えなくされてしまいました。セキュリティ強化のためなんでしょうかねえ?。
しかし、読めなくなったヘルプファイルの内容を、なんとかしてこのフリーソフトの使用者の方々に読んでもらいたいと思いまして、ヘルプファイルを作る準備段階で作ってあった、ヘルプの原稿のようなファイルからアレンジして、しおり付きのPDFファイルを作りました。
そして、ソフトと一緒に配布してあったテキストファイルに紹介してある私のホームページの、この回転体を紹介したページ(http://heroicus.a.la9.jp/kaiten32/)に登録して、ダウンロードできるようにしました。
不十分な対応策ではありますが、ソフトの利用者の皆さんには、これでご容赦願いたいと存じております。
新しいヘルプシステム(HTMLヘルプ)に対応した形式のヘルプファイルを作ったり、ソフトの本体をそれに対応させるように作り替えるには大変な労力が要るし、手間がかかりすぎるので、それらの作業は諦めました。
OSが新しくなって、新しい機能が追加されたりセキュリティが強化されるのはいいことなのでしょうけれど、そのときに古いソフトの機能の一部を使えなくさせるのは、いかがなものでしょう。作り替えなくても使えるようにサポートするのがOSメーカーの務めなのではないかと思いますが…。