アイスショー「ミッション・インポッシブル」

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＜フィギュア＞今日からソウルでキム・ヨナのアイスショー

‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（２０、高麗大）が「００７ボンドガール」のセクシーな姿を国内ファンの前で見せる。
キム・ヨナは１６日から３日間、ソウル松坡区（ソンパグ）オリンピック公園第１体育館特設舞台で開催されるアイスショー「ＫＣＣスウィチェン・フェスタ・オン・アイス２０１０」に出演し、「ミッション・インポッシブル」をテーマに公演を行う。
今回のショーには‘美女スケーター’キーラ・コルピ（フィンランド）、０７年世界選手権大会優勝者ブライアン・ジュベール（フランス）、冬季オリンピック男子シングル５位のパトリック・チェン（カナダ）らが出演する。
キム・ヨナは国内ファンのために２種類のショーを準備した。一度も五輪プログラムをライブで見られなかったファンのためにショートプログラムの「ＯＯ７メドレー」を演じる予定だ。もう一つのショーの背景曲はファンがよく知る韓国歌謡から選曲した。ショーの中盤にはブライアン・オーサー・コーチの特別舞台も準備されている。
１５日午後に開かれたリハーサルで、キム・ヨナはオープニングとフィナーレの舞台の一部を公開した。オープニングでキム・ヨナはブラック・アイド・ピーズの「Ｉ　ｇｏｔｔａ　ｆｅｅｌｉｎｇ」に合わせて、ブライアン・ジュベール、トマス・ベルナー（チェコ）と一緒に舞台に登場する。ショーの最後の舞台では、ブラウン・アイド・ガールズの「アブラカダブラ」を背景曲にセクシーなダンスを見せる。
キム・ヨナは「オリンピックで金メダルを取った後の初めての公演。うれしい気持ちで公演できるのがよい。ファンと一緒に楽しい時間を送れそうだ」と期待を表した。
（ニュース記事より）

　いよいよ今日から三日間、キムヨナ選手のアイスショーか。
　っていうか、もう始まってるんだろうな。行きたいなあ。見たいなあ。見に行く人たちが羨ましいなあ。
　ブライアン・ジュベール（フランス）、パトリック・チェン（カナダ）、キーラ・コルピ（フィンランド）も登場して彩りを添える。キムヨナ選手を中心に素敵で楽しいショーになりそうだ。
　ソウルの名誉市民となったブライアン・オーサー・コーチも何か演じて見せてくれるようだ。かつてはトリプルアクセルの貴公子だったが、今も飛べるのかな。ファンは全盛期の彼のことを知っている。覚えている。飛べなくったって、転んだってファンはきっと大喜びだろう。
　それよりも何よりも、キムヨナ選手は「ＯＯ７メドレー」を演じるっていうじゃないか。世界選手権も終わり、気分的にはまだクールダウンの状態だと思うけど、大丈夫なんだろうか。久しぶりにファンの前に登場するってことで、気を引き締め直し、元の調子を取り戻せてきているのだろうか。
　こんな離れた場所から、取り越し苦労なんだろうけど、スピンはすっぽ抜けないだろうか、ジャンプはちゃんと飛べるだろうか、左足や腰は大丈夫なんだろうか、問題ないんだろうか、なんてついつい悪い方にばかり心配がいく。
　まあ、見に行けたってこんな有様では「ＯＯ７メドレー」をしっかり見ることなんてできないだろう。両目に両手をあてて閉じたり開いたりしながら見てしまうかも（笑）。
　オープニングでかかる音楽はブラック・アイド・ピーズの（Ｉ　ｇｏｔｔａ　ｆｅｅｌｉｎｇ）ということでさっそくモノホンの音楽にあたってみた。ボンドガールよりもっと危険な女（？）にならなきゃいけない雰囲気の曲だが、この音楽にどんな味付けでキムヨナ選手は出てきて舞うのだろう。じつに興味深い。
　ショーの最後では、ブラウン・アイド・ガールズの「アブラカダブラ」という音楽をバックグラウンドにして、セクシーなダンスを見せてくれるみたいだけど、もし、ファンが喝采を送ることになったなら、キムヨナ、ウイルソンのコンビで、Rihanna の（Don't Stop The Music ）みたいに、次シーズンのエキシビションに採用するなんてのはどうだろうか（むりやりの提案だけど、彼女の現役続行が一番の願いですから）。
　フィギュアスケートについてど素人の僕でさえ、ウイルソンならずとも彼女についていろんな演技イメージを思い描いてしまう。キムヨナ選手って様々の広がりと可能性を持ったほんとに凄い選手だと思う。
　ともかく、アイスショーの大成功を祈ります。