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キム・ヨナ、風邪で歓迎イベントに不参加
2018平昌冬季オリンピック誘致の一等功臣だった「フギュアの女王」キム・ヨナ(21、高麗大)が風邪で入国記者会見に参加できなかった。
キム・ヨナは8日午後平昌誘致代表団と共に仁川国際空港から入国した。飛行機から降りたキム・ヨナは多少疲れた顔だったが白いTシャツに黒いズボンの姿で予定されていた誘致歓迎行事と記者会見に参加するものと見られた。しかし入国ロビーに現われなかった。予定されていたゲートでない他のゲートからマネージャーと共に出て家に向ったことが確認された。
平昌誘致委関係者は「誘致が確定してから、キム・ヨナは緊張がとけたのか風邪気味だと訴えていた。経由地タイのバンコクから状態が良くならず休息だけしながら帰ってきた」と語った。
(エンタメニュースより)
誘致歓迎行事と記者会見に出席できなかったのは、よほど疲れていたからだろう。風邪気味で身体がだるい程度のものではなかったはずだ。
オリンピック誘致いちばんの立役者は誰が見ても彼女だ。そのために彼女は多々無理してきたことだろう。
フィギュアスケートは毎日練習しないと「勘が鈍ってしまう」ほどにデリケートなスポーツだと聞く。
彼女ほどに超一流の技術を保っていくとなると想像を超えるような練習量と質の高さが求められるに違いない。
こういうところはスポーツに凡庸な理解しかない人にはなかなか理解できないことだろう。頭ではわかっていても身体では理解できない。
このたびの招致活動で彼女が奪われた時間と労力には計り知れないものがあろう。練習を一日休むと持てる力の3日も5日も後退してしまうのがフィギュアスケートというものだ。
重責の疲れを癒しながら、
「あれとこれの課題はまた元に戻ってしまったかもしれない・・・また1からのやり直しになるかもしれないなあ・・・それとあそこの修正点も早く手をつけなければ・・・キス&クライの人たちのことも気にかかる。彼女はあそこをなおせばすごくよくなる・・・」
彼女の頭の中は一方で目まぐるしく動いているに違いない。
せめてもの慰めは、大役を果たし終え、巨大バッテリーが機能回復して彼女のモチベーションはぐんぐん戻りだしているかもしれないということだ。
平昌誘致委関係者はあれやこれやの行事で彼女をムダに引っ張りまわさないでほしい(それだけ、彼女の大輪開花は遅れをとってしまう)。
彼女は休息の夢から覚める。ぱっちりと目を開く。
「ソチを最後の花道にしようかな・・・!」
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