雨の記号(rain symbol)

竜王戦3組準決勝 "藤井聡太七段 対 千田翔太七段 "戦から

<script type="text/javascript">
function googleTranslateElementInit() {
new google.translate.TranslateElement({pageLanguage: 'ja', layout: google.translate.TranslateElement.InlineLayout.HORIZONTAL, gaTrack: true, gaId: 'UA-78908602-1'}, 'google_translate_element');
}
</script><script type="text/javascript" src="//translate.google.com/translate_a/element.js?cb=googleTranslateElementInit"></script>







竜王戦3組準決勝 "藤井聡太七段 対 千田翔太七段 "戦から



藤井七段は前回、後手番の角換わり戦で千田八段に完敗している。
 先手番となった今回、どんな作戦で行くか注目された。藤井七段のこれまでの戦い方からして角換わり戦になると予想していた。大方の予想もそうだったようである。
 ここ最近、藤井七段の戦い方はだいぶ柔軟性が増したようだ。序、中、終盤の読みの深さに裏打ちされた安定的な戦い方に加え、時と場合によって勝負師的な手も繰り出すようになってきてる気がする。
 勝ちを拾ってるような将棋が出てきたりしてるのは、対局相手のクセや性格も観察できるようになり、相手に合わせた手順にあえて踏み込んだりもしだしたからなのでは…?

 ところで帰宅してabemaTVを覗いたら思いもかけない乱戦になっている。
 戦いは左辺(先手から見て)で始まったようだ。後手番の千田八段の攻め、藤井七段の受けと反撃の構図となっている。
 AIは微差で藤井七段の優位としている。しかし縁台将棋の自分の見る限り、駒得はしているものの藤井七段が優位とはとても思えない。
 後手玉は矢倉城に入って安定しているのに対し、先手玉は金銀の守りがバラバラで不安定だったからだ。
 ということはつまり、藤井七段は千田八段の攻めを計算づくで受け入れたわけなのか…?
 1九竜の先手玉への直射を遮っているのは3九の角一枚。この角に狙いをつけ、後手は2七に歩を打って先手玉を攻め立てる。同竜と戻ってその歩を払えば先手の攻めは遅れる上、場合によってこの竜を捕獲する後手の罠が待ち受けていたりする。
 藤井九段はじめ解説陣によると、後手の攻め筋はいくつかあり、予断を許さない情勢…すなわち受け切って勝つのは不可能…
 
― 攻め合ってどっちが先に相手玉を寄せるか。

 というのが解説陣の出した結論だった。

 受けきるのは無理…堅固な矢倉城にいる後手玉を先手はどうやって寄せるのか? 

 AIは2四桂打ちを”最善手”としていた。2四桂打ちに気づけるかどうか見ていたら、藤井七段はそれを決行したではないか。
 後手同歩、先手同歩となったところで後手は3七に桂馬を打ち付けた。先手5八に玉を逃げる。3九竜と角を取って後手は追撃を続けるが、6八銀と竜取りで受けると千田八段はしばし時間を使い、あっさり投了を告げた。

「午前中に自分の指し手ミスで将棋は終わってしまいました。後は形作りで指したようなものです。突っかける前に入れておかなきゃいけない手がありました…」
 感想戦のさなか千田八段はそんな話を口にしていたと思った。


 


<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['
GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');

ga('create', 'UA-78908602-1', 'auto');
ga('send', 'pageview');
ga('create', 'UA-XXXX-X');
ga('require', 'linkid');
ga('send', 'pageview');

</script>

google-site-verification: google3493cdb2db9edecf.html
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「将棋」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事