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雨の記号(rain symbol)

春のワルツ 第18話「悲しい誕生日」


春のワルツ 第18話「悲しい誕生日」

まずはNHKのガイドより

ウニョンは、フィリップと一緒にアンドン(安東)にあるフィリップの母の実家を訪ねていた。しかし、初めて会った祖父はフィリップの存在を全否定。二人は門前払いにあってしまう。

翌日はウニョンの誕生日。しかし、その日は母ヘスンの命日でもあったため、盛大に祝うことができない。出かけようとしたウニョンを、外で待ちかまえていたチェハは、無言で車にのせ、遊園地へと連れて行く。そこは、幼い頃ウニョンが「病気が治ったら一番最初に行きたい」と言っていた場所。チェハは15年前の約束を果たそうとするが、ウニョンは、自分にとっては一番悲しい日だといって涙ぐむ。

チェハのCDが発売され、サイン会が開催される。大勢のファンと記者たちでにぎわう会場に、ウニョンも足を運んでいた。しかし、チェハがウニョンに気づくと、動揺したウニョンはその場から逃げ出してしまう。チェハの養父母が会場に到着した直後、実父チョンテと息子のカングも会場に現れ・・・。

同じくNHKの(ワルツとリビア)より

●韓国のスタミナ食!?ワカメースープに挑戦!
今回のエピソードでは、ウニョンの誕生日の朝、養母のヤンスンが作ってくれたわかめスープが食卓に並びます。韓国ドラマでは「誕生日の朝にはわかめスープ」というのはよく出てくるシーンなので、韓ドラファンのみなさんの間では、すでにご存知の方も多いかもしれません。
もともと、産後の栄養食として、21日間3食わかめスープを食す習慣があり、今でも出産直後の女性の病院食にわかめスープがついているとか。そこから転じて、お誕生日の日には母への感謝の思いもこめて、「母親」と切っても切れない関係のこのわかめスープを飲むというしきたりにつながった、というのが定説のようです。日本ではわかめ、といえばむしろ低カロリー・高繊維の「ダイエット効果」や、「髪の毛が増える」というイメージが先行しますが、韓国ではいわば「スタミナ食」なのです。
 さて、韓国のわかめスープの存在はご存知でも、実際に「韓国式」のスープを作ったことのある方は少ないのでは?今回は、韓国人スタッフにその作り方を伝授してもらいました!「家庭の味」なので、それぞれのおうちの秘伝の作り方があるようです。

<材料>
牛肉(牛のおなかの部位)100グラム、わかめ、にんにく、塩、朝鮮しょうゆ、ゴマ油
<作り方>
1. 牛肉を千切りにし、ゴマ油で炒める。
2. わかめを4~5センチのサイズに切り、(日本のわかめスープよりも大きく!)肉に加えて、刻んだにんにくと共に炒める。
3. 水を加えて煮込む。「朝鮮しょうゆ」と塩で味を調える。

日本でイメージする「わかめスープ」と違うのは、わかめがどっさり入ること、牛肉でダシをとることと、そして必ずにんにくが入ること!韓国では「牛肉ダシ」が一般的で、冷麺の汁などもこのダシが使われています。韓国で「ヤンジモリ」と呼ばれるおなかの部位を使うと澄んだスープがとれます。

さらに、味の決め手としては、「朝鮮しょうゆ(チョソンカンジャン)」がポイント。塩と大豆と麹が材料であるのは一般的なしょうゆと変わりませんが、「朝鮮しょうゆ」は家庭で作られることが多く、主にスープ料理に使われる調味料です。塩分が高いのでほかの料理にはあまり使われないとか。普通のしょうゆよりもこくがあり、一滴入れるだけで料理の味の深みが増す、という韓国の「おふくろの味」的な魔法の隠し味。今では手作りする人も少なくなり、市販品もあります。日本でも輸入食品を扱うお店で入手可能。「スープ醤油(クッカンジャン)」とも呼ばれています。もちろん、朝鮮しょうゆが手に入らなければ、普通のおしょうゆでも大丈夫!ぜひお試しあれ!
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 このドラマは父と子、母と子がテーマになっている。
 スホとウニョンの関わりを通じて、フィリップにも心境の変化が萌したようだ。彼は母の郷里を訪ねるようで、ウニョンも同行する準備を始めていた。
 そこへウニョンの養母の息子がチェハと酒を飲み、したたかに酔って彼を家に連れてくる。
 ウニョンの部屋に寝かされたチェハは、ウニョンの名を呼びながら、魘され続ける。それを耳にしたウニョンはまるで磁石にでも引っ張られるようにチェハの寝床に引き寄せられていく。
 チェハの寝言に涙ぐむウニョン。ふと、目を開けたチェハは目の前にいる彼女を思わず抱きしめてしまうのだった。
(第17話ラストより)

 チェハに抱きしめられたウニョンは、スホの実感に愛しさを覚えながらも彼の腕から逃げ出していく。
 翌朝、目が覚めたチェハはすぐウニョンを探すが、ウニョンは約束があってフィリップと出かけた後だった。
 フィリップはウニョンの同行を受け、母の実家を訪ねるが、応接に出てきた祖父はフィリップを孫だと認めなかった。落胆してそこを離れた二人を女の人が追いかけてくる。スウォンの母よ、と名乗ったその女性は、あなたに会いたかったと言って涙ながらに抱きしめる。フィリップの父と母の間に何があったのか。恨みと愛情の交錯した祖父母の姿勢が痛々しい。
 翌日はウニョンの誕生日だった。
 朝の食卓、ウニョンの前にわかめスープが出されるが、ウニョンはそれを横に押しのける。誕生日でも祝ってもらいたくない事情を抱えている。彼女はこんな誕生日を何年も続けてきた。
 出かけようとするウニョンをチェハが待っていた。チェハは黙って彼女の手を取り、車に乗せる。いぶかしむウニョンをチェハは遊園地に連れていった。彼は遠い昔の約束を覚えていたのだ。
 しかし、ウニョンはこれを素直に喜べなかった。
「黙っていなくなって・・・十五年も音沙汰がなくて、いまさら約束を果たそうとするの? いまさら?」
 口をついて出るのは愚痴だが、するうちピエロがケーキを運んできて、さすがにウニョンの顔も緩みだすのだった。そういえばスホはこんな約束もしてくれたのだった。ロウソクに火がともるのを眺めながら、嬉しそうにケーキを見つめるウニョン。しかし次第に悲しげな表情に変わっていく。
 ウニョンは交通事故で死んだ母の話をする。
「私の誕生日に母さんは死んでしまった。だから祝えないの」
「みんな自分のせいだ」
 チェハはわびるが、チェハさんは好きだけど、イ・スホは心が受け付けない、とウニョンは率直に自分の気持ちをぶつけるのだった。
 落胆して引き揚げていくチェハ。
 ボンヒの娘ミジョンは、チェハが忘れていった貝殻細工を見つける。こんなのをどうしてチェハさんが持っているのか、と首をかしげているところへウニョンが帰ってくる。
 その貝殻細工は自分がつくってスホオッパーにあげたものだった。
「ずっとこれを持っていてくれた。私のことを忘れないで覚えていてくれた・・・!」
 貝殻細工を握りしめながら、ウニョンは感激の涙を流す。
 チェハのCDが発売された。サイン会の日。押し寄せたファンの中にウニョンの姿もあった。列をつくったファンたちの中にチェハはウニョンを見つける。バッグの中から何かを(CDかな)取り出そうとしていたウニョンは、チェハの視線に気付き、あわててそこを立ち去る。追おうとするチェハだが、ファンたちがいる、とフィリップに引き止められる。
 息子のカングは父の手を引き、ヒョン(兄)のサイン会の場所へ現れた。二人を見て、チェハの両親以下、事情を知る者たちはみな動揺し、凍り付いてしまう。
 この様子を、変だ、何かある、と見てとった記者がいる。イナの友人はその事をだまっていたが、彼はスクープに向けて動き出す。
 チェハはフィリップに15年前の出来事をいっさいがっさい話す。チェハ(養子)となって外国に渡ったのは、ウニョンの手術費を出してもらうためだった、と。
 チェハは記者会見に臨む。その中で、イ・スホに関する質問も飛び出す。それを何とか乗り切ったが、ユン・ジェハの「初恋の調べ」という記事が先に出たようである。イナの友人が先手で嘘をでっち上げたのだろうか。
 チェハはイナに怒りをぶつけ、行方をくらましてしまう。
 フィリップはウニョンを呼び出し、バスケットボールで勝負しようと切り出す。一点取られたら僕の負けだ、という勝負。一点取られたフィリップは、イ・スホがチェハとなって姿を消したのは、ウニョン、あなたの手術費のためだった、と。
 それを聞かされたウニョンの目からは、ボロボロボロと涙が流れ落ちて・・・。
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