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韓国ドラマ「プレーヤー」(連載69)
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
○アン・セホ➡(メン・ジフン 係長)
○ユ・イェビン➡(チュ・ヨニ)
プレーヤー」第5話→(仲間とは何か)⑩
★★★
アリョンを用向きで行かせた後、ヤンテはナム社長に電話を入れた。
「準備を終えました」
「重要な取引だ。ぬかるなよ」
ヤンテの電話を受けたナム社長はヤンテらもよく知らないボスの前に立った。
「進めましょう」
「腕は確かか?」
ナム社長は答えた。
「私が知る限り、最高のドライバーです」
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
○アン・セホ➡(メン・ジフン 係長)
○ユ・イェビン➡(チュ・ヨニ)
プレーヤー」第5話→(仲間とは何か)⑩
★★★
アリョンを用向きで行かせた後、ヤンテはナム社長に電話を入れた。
「準備を終えました」
「重要な取引だ。ぬかるなよ」
ヤンテの電話を受けたナム社長はヤンテらもよく知らないボスの前に立った。
「進めましょう」
「腕は確かか?」
ナム社長は答えた。
「私が知る限り、最高のドライバーです」
左腕にケロイドを持つその男は静かに頷いた。
★★★
ビョンミンに検索させてハリは言った。
「何か見つかったか?」
「まだだ…」
拉致した男を問い詰めていたジヌンが2人のところにやって来る。
「何も話さないよ。本当に知らないみたいだ」
「そうみたいだな」
「見込み違いだったんじゃないのか」とジヌン。
ビョンミンが声をあげた。何か引っかかったみたいだ。
「何やら怪しいぞ」
「何が?」
「非通知だ」
「見せてみろ」とハリ。
ビョンミンが見せたのは、
― ”コムタン、ノジン、ユッケジャン、インギョン”
と書き込まれたコメントである。
「何だ、これは?」とジヌン。
「グルメだ」とビョンミン。
ビョンミンを見やるハリとジヌン。
ジヌンは言った。
「ふざけるな」
「俺を見下したな」
ビョンミンは説明しだす。
「ユッケジャンといえば…」
「ちょっと待て」とハリ。「ニュースを調べてみろ。早く早く」
ビョンミンはタブレットを手にする。ニュースを検索する。
「次、次、次」
と進んで、幾つ目かで、”パク・ヒョンジュン社長、コムタン…”とのくだりが出てきた。
「コムタンはどこだ?」とハリ。
「ノジンがおいしい―のノジン?」
ハリはビョンミンを見た。
「分かった。ノジンだ。行くぞ」
ハリは2人を急かせる。
「急いで出発するぞ」
「分かったよ」
車のドアを開いてビョンミンは言った。
「コムタンを食べに行くのか?」
3人は2台に分乗して車を走らせた。
ハリの説明を聞いてビョンミンは言った。
「いや~、かなりのずる賢さだな。コムタンだと? 笑わせる」
「おいしい店なんだろ」
「いつ俺が?」
「さっきだよ」
「何を言ってるんだ―そうか、あそこだ。あそこに間違いない」
「まったく、調子のいいヤツだ」とハリ。
「ジヌン、白い建物の方に…ああ、そうだ…」
その時、ハリの目に何かが飛び込んできた。
走り出てきた車だ。
「ちょっと待て…あいつはチョ・サンム(パク社長の財産管理責任者)じゃないか?」
「確かに…ぼんやりとだが、そうみたいだ」
「捕まえようか?」
「待て、まずは後をつけよう」
ハリは大きくハンドルを切り返してUターンした。
2台でチョ・サンムの車の尾行態勢に入った。
チョ・サンムが車を横付けしたのはいかつい連中が車で乗り付けて待っている場所だった。
3人は隠れて連中の様子を窺った。
「捕まえようか?」とジヌン。
「多すぎるよ」とビョンミン。
「ビビってるのか?」とジヌン。
「そんなわけないだろ。ただ口にしただけだ」
「やめろ―今はダメだ」
「どうするんだ」
「警察を呼ぶ」
「警察だ?」
耳を疑う二人にハリは言った。
「税金はこういう時に使うもんだ」
「すぐに来るかな」
「来る前にいなくなりそうだ」
「早く来させればいい」
「じゃあ、早く」
「緊急っぽく聞こえるように話さないとな…」
思案してハリはビョンミンを促した。
「おい、お前が女の声を出せ」
「何で?」
ハリはジヌンを見た。
「じゃあ、こいつにやらせるのか?」
ビョンミンはジヌンを見る。ジヌンはニーッと笑う。
「笑うなブタ野郎」
「だから、お前がやれ」とハリ。
ビョンミンは仕方なさそうに応じる。
「緊急っぽく頼むよ」
「少し練習したい」
「練習は気持ち悪い。ぶっつけでやってくれ」
ビョンミンは女の声を出す。
「助けて!」
「だからぶっつけにしろ」
「やる以上はちゃんとやらないと」
「ぶっつけだ」
「わかったって」
ビョンミンは携帯を耳にあてた。
「かけるぞ」
ビョンミンは女になりきって電話した。
「警察です。どうぞ」
「警察ですか?」
「どうしましたか?」
「ヤクザに襲われているんです。助けてください」
大きな声にハリはビョンミンの頭を叩いた。
「静かに怖がるんだ、静かに」
「はい」
ビョンミンは甲高い声で頷く。今度はジヌンがビョンミンの頭を叩いて笑った。
悦に入ってビョンミンはなおも続ける。
「早く来てください!」
最後にビョンミンは居直った。
「これでいいか?」
「静かにしろ」
ハリはビョンミンの頭を押さえつけた。