雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「青い海の伝説」第16話③

<script type="text/javascript">
function googleTranslateElementInit() {
new google.translate.TranslateElement({pageLanguage: 'ja', layout: google.translate.TranslateElement.InlineLayout.HORIZONTAL, gaTrack: true, gaId: 'UA-78908602-1'}, 'google_translate_element');
}
</script><script type="text/javascript" src="//translate.google.com/translate_a/element.js?cb=googleTranslateElementInit"></script>



韓国ドラマ「青い海の伝説」第16話③




韓国ドラマ「青い海の伝説」第16話②



★★★

 ジュンジェ母子が加わってから、セファの誕生日会は本番に入った。みんな手を叩いてセファの誕生日を祝った。

★セイチュッカ~、ハミンダ~♪
(愛するシムチョンの ~ お誕生日おめでとう♪

 
「次は火を消す…」
 セファがロウソクの火を消そうとすると、ジュンジェから待ったが入る。
「願い事は?」
「あっ、そうだ」
 セファは胸の前で両手を組んだ。
「ここでジュンジェと末永く幸せに暮らしたい!」
 ジュンジェは苦笑する。
「声に出すとかなわないのに」とナムドゥ。
「そうなの? どうしよう…」
 悲しそうにするセファ。
「いいんだ」
 ジュンジェが助けを入れる。
「ちゃんとかなうから火を消せ」
 一息で消して全員が拍手。
 ジュンジェがロウソクを抜こうとしたら、
「もう一度やりましょ」
 とセファ。
「どうして?」
「2人の再会も祝わないと…あなたがお母さんと会った分も」
 みんなほっこり顔で納得。
 ジュンジェ母子も顔を見合わせて笑顔になった。
 ロウソクにもう一度火が入り、それをジュンジェとモランが息を合わせて消した。
 次の進行になりかけた時、セファはさらに付け足す。
「ほかにお祝いしてほしい人はいない?」
 ユナが手をあげた。
「英単語のテストで満点を取ったわ」
「うん、お祝いしなきゃね。ではそれも」
「やりたいだけだろ」と茶化すジュンジェ」
 正直に頷くセファ。
「まあ、いいじゃない」とおばさん。
「じゃあ、やろう」とジュンジェ。
 再びロウソクに火が入り、それをユナが吹き消した。
 みんなそうして日ごろのストレスを吹き消し、セファの誕生日会はいよいよ盛り上がりを見せた。

★★★

 ナムドゥから”ジュンジェの母親が見つかった”という知らせを受けたチャ・シアは愕然とした。知っていながらジュンジェに教えることをしなかったからだ。ジュンジェに対し、もっとも有効的なカードとしてそれを使いたかったらしい。
 電話を受けた後、シアは涙を浮かべながら床に崩れ落ちた。


 セファの誕生日会は大盛り上がりのうちにお開きとなった。テオがユナたちを送っていくことになった。
「気を付けて帰ってね。今日は来てくれてありがとう」とセファ。
「お姉ちゃん、誕生日おめでとう。お兄ちゃんもよかったわね」
 ユナはきちんと挨拶を返した。
 ジュンジェもモランも彼女にお礼をいう。
「アンニョン」とユナ。
 手を振り返すジュンジェとセファ。
「あの~」
 この時、ホームレスのおばさんがナムドゥに声をかける。
「グッディバッグはないの?」
「何のこと?」
「お土産のことよ」
 苦笑するモラン。
「普通はくれるわ」
「じゃあ、残り物でも包もうか?」
「出来立て以外は食べない主義なの」
「そうですか。では、お気をつけて」
 おばさんを送り出した後、ナムドゥはセファに嫌味をいう。
「おい、もう少し友達を選べよ。何だあれは? 普通の奴はいないのか?」
「どうして? みんないい人たちよ。お母さんも私の友達よ」
 驚いてジュンジェはいう。
「母さんははるかに年上だぞ。失礼だろ」
 セファに代わってモランが答える。
「そうよ、友達よ」
「でしょう。私たちは友達なの」とセファ。
 二人はさっさとテーブルに戻っていく。
「おい、自分の親と友達って関係がメチャクチャだ」
 ジュンジェは二人を追いかける。
 彼らのやり取りを不安そうに眺めていたナムドゥはつぶやく。
「この家はこれからどうなるんだ…?」




 カウンターに落ち着いたところでナムドゥは自分をアピールした。
「はっはは…お母さん…僕も必死に捜してたんですよ。色々調べて、本籍地や親戚関係まで把握してます」
「そうだったのね」
 モランは頷いた。
「離婚して数年は海外にいたわ。お金が尽きちゃって…。帰国後は住み込みでずっと働いてたの」
「そうですか…ずいぶん苦労されたんですね。改めて無事な再会を乾杯しましょ」
 ワインで乾杯した後、ナムドゥは切り出した。
「お母さん…ひとつお伺いしたいことがあるんです。かまいませんか?」
「ええっ…何かしら」
「ひょっとして…カン・ジヒョンという人を知ってますか? 同じ高校出身のようです」 
「カン・ジヒョンですか?」
 モランは怪訝そうに問い返す」
「知ってる人?」とジュンジェ。
 モランは表情を強張らせた。
「どうして彼女のことを?」
「ちょっとですね。理由ありで調べてるんですが、全く行方がわからなくてお手上げ状態なんです」
「…知ってる人よ」とモラン。「ほんとによく知ってる人…」
「そうなの?」
「うん。あなたも知ってる人よ」
「俺も知ってる…?」
 モランはしっかり頷いて答える。
「あなたの継母(ままはは)よ」
 ジュンジェは驚いた。信じられない顔して訊ねる。
「名前はぜんぜん違う人だよ?」
「改名したの。今はカン・ソヒよ」
「改名ですか? そんな記録は残ってなかったんですけど…」とナムドゥ。
「高校時代の名前はカン・ジヒョンだった。間違いないわ」
「カン・ジヒョンがあの女…」
 深刻そうにするジュンジェを見てモランは訊ねる。
「何があったの?」
「実は…」
 ジュンジェらの身辺で起きる一連の出来事について話そうとするナムドゥをジュンジェが制した。
「何でもないよ」
 しかしそれがモランに疑念を与えた。
「何があったのか教えて…?」
 ジュンジェが答えられないでいるとナムドゥが代わって答えた。
「殺人犯のマ・デヨンは御存じで?」
「ニュースで聞いたことあるわ」
「その男の行方を追ってるんですが、マ・デヨンはその女とかんけいがあるんです」
「関係って…どんな…?」
「それは…」
 答えようとするナムドゥをジュンジェが声を荒げて制した。
「知り合いの刑事に聞かれただけだよ」
「ああ、そうだったな」
 ナムドゥは笑ってジュンジェに合わせた。

 



<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['
GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');

ga('create', 'UA-78908602-1', 'auto');
ga('send', 'pageview');
ga('create', 'UA-XXXX-X');
ga('require', 'linkid');
ga('send', 'pageview');

</script>

google-site-verification: google3493cdb2db9edecf.html
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「韓国ドラマ「青い海の伝説」」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事