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『シティーハンター』出演のク・ハラ(KARA)





『シティーハンター』出演のク・ハラ(KARA)
Goo Hara (KARA) in "City Hunter"



イ・ミノ&ク・ハラ&パク・ミニョン、ドラマ初セリフ練習

 イ・ミノとパク・ミニョン、イ・ジュニョク、ク・ハラが出演するSBS『シティーハンター』のセリフ練習の現場写真が公開された。
 SBSの新しい水木ドラマ『シティーハンター』は14日に全出演者が集まり初めてのセリフ練習を行った。イ・ミノやパク・ミニョン、イ・ジュニョク、ク・ハラらの主人公と、チョン・ホジンやキム・サンジュン、イ・ヒョジョン、イ・グァンスらの出演者はSBS一山(イルサン)制作センターのドラマ練習室で初めて顔を合わせてから約3時間、演技の練習をした。初めて顔を合わせたのにもかかわらず、主演俳優や中堅俳優らの絶妙な息の合った演技に終始一貫、和気あいあいとした雰囲気だったという。
 特に主演俳優のイ・ミノ、パク・ミニョン、イ・ジュニョクは全体のセリフ朗読が終わった後も、練習室に残って練習をするなど、演技に意欲的だった。初めて演技に挑戦するク・ハラは自然なセリフ朗読でチン・ヒョクPDの賞賛を受けたりもした。
 『シティーハンター』の制作会社は「若い俳優たちの爽やかな情熱と、貫禄ある中堅俳優たちの巧妙さが完璧な調和を成した」とし「最高の作品を作るという俳優たちの意志を確実に感じることができた」と明らかにした。
 北条司の漫画が原作のSBS新水木ドラマ『シティーハンター』は2011年のソウルを背景に、痛快な事件解決という原作のストーリーに主人公がシティハンターとして成長していく過程に比重が置かれて描かれるものと予想される。『シティーハンター』は『49』の後続作として5月25日からスタートする。
(エンタメニュースより)

 『シティーハンター』は僕の愛したコミックのひとつで永らく手元にあったが、転居の際に他の本などとともに処分してしまった。あれからだいぶ経つし、手にする機会もないので、主人公の冴羽獠とヒロインの槇村香のキャライメージしか頭の中に残っていない。ストーリーの整理もおぼつかないので、ウィキペディアから手っ取り早く借りてくることにしよう。


☆ 北条司「シティーハンター」
元々は親友のミック・エンジェルとアメリカでパートナーを組んでいた時の名である。日本にやって来て以降は、槇村秀幸とパートナーを組み「シティーハンター」としてやっていたが、槇村秀幸が殺されてしまい、秀幸の妹である槇村香とパートナーを組むことになった。

☆ 東京・新宿で殺し・ボディーガード・探偵等を請け負うスイーパー「シティーハンター」の活躍を描くハードボイルドコメディ。現代劇として描かれたため、連載時の1980年代後半が舞台で、「シティーハンターが美人の依頼人から仕事を受け、その依頼を数話をかけてこなす」というのが基本構成となっている。全体を通しての伏線などはあるものの、依頼人・仕事の内容はその都度異なり、問題を解決した依頼人は原則として再登場せず、各依頼毎の繋がりもない。
 ジャンプ80年代を担ったヒット作だが、少年誌への掲載としては内容がかなり大人向きのため単行本の売上とは裏腹に誌面での人気はさほど高くなかった。堀江信彦ら編集者のサポートで連載は続けられたが、90年代に入るとジャンプ編集部内での混乱が続き、執筆に支障をきたす。最終的には突然四週後の連載終了を通告され終了した。このため北条に描き切っていないという強い思いを与え、後のリメイク作品『エンジェル・ハート (A.H.)』が誕生する原因となる。
 連載終了が急遽決定した際、期間的な問題により中途半端な形で終了したため、後味が悪くないよう作者の意向によりコミックスに30ページ程、加筆された話が収録された。

☆冴羽獠(主人公)
「シティーハンター」と呼ばれるプロのスイーパー(殺し屋)。殺し屋ながら黒目がちな瞳で濁りなく澄んでいるのが特徴。髪の毛の色は黒(アニメ版では青がかかった色)。整った容姿のために女装をすることも何度かあった(しかし相棒の槇村香からは気持ち悪がられた)。裏の世界ではほぼNo.1と言っても過言ではない程の凄腕。飄々と、それでいて鋭く、法では裁けぬ悪を撃つ。その戦闘能力は、本気になれば「東京さえ壊滅できる」ほど。人種に関しては明確にはされてないが、長身で肉付きのいい体格をし、若干浅黒い肌(恐らくは日焼け)をしているため、アジア系で日本人であるのはほぼ間違いない、とされる。
黙っていればマッチョでクールないい男であるのだが、その魅力を丸々ぶち壊しにしかねない程の比類なきスケベで、依頼人の女性に手を出そうとしては相棒の香に天誅を食らっている。「新宿の種馬」[3]、「恐怖のもっこり男」の異名を持つ。美女絡みの依頼しか受けないが、稀に「心を動かされる事情」があった場合、相手が男性であっても依頼を受ける。
大食らいであり、普段はボーっとしているように見えるが、香の知らない所で、両手の指一本で懸垂したり、ベランダからぶら下がり腹筋したりと日々ハードな体力鍛錬を行っている。
少年期のことは本人も記憶がなく、戸籍上は事故で死んだことにされているらしく、正確な生年月日や出生時の本名は不明で本人にも確認する術はない(ただ、名前に「リョウ」という文字が入っているのだけは、本人も辛うじて憶えていたため間違いないとされ、それが現在のフルネームに繋がっている)。そのため誕生日は香が獠と初めて出会った日を「プレゼント」として決めた1959年3月26日になり、年齢も30歳と決め付けられた(連載当初は26歳ぐらいの計算になる)。ただし、本人は依頼主への自己紹介で「20歳(ハタチ)」と強調している。表向きは自身が居住するマンションの管理人を稼業としており、依頼人を空き部屋に滞在させることも多い。

初期の頃はハードボイルドが前面に押し出されていて、スケベという設定も後の物ほどではなかった。が、人気が出なかったため、テコ入れに性格を変えて行き、この作品の代名詞ともいうべき「もっこり」がでてきた辺りから女好きな面が強調され変態的になり、性格が大きく変わった。

血液型:AB型
国籍:不明
出身地:日本
現住所:東京都新宿区にあるビルに住んでいる
マイホーム:多数の車がある駐車場、地下射撃場、多数の武器がある武器庫がある。
身長:186cm(アニメ版では191.4cm)
体重:72kg(アニメ版では77.3kg)

☆槇村香(ヒロイン)

キャラクター
 「シティーハンター」こと冴羽獠の親友・槇村秀幸の妹。兄・秀幸が麻薬組織に殺害されたことを機に、獠の相棒となり同居する。獠の仕事の選り好みや、昼間からツケで飲み歩くなどの散財癖に加え、解決しても結局料金が払われないことも多いため、常に資金繰りに頭を悩ませている。誕生日は1965年(アニメ版では1967年)3月31日。
依頼人に手を出し続ける獠を、100tハンマーで殴るなど、かなりの怪力である。他にも、特大こんぺいとう(モーニングスター)で、獠をぶっ飛ばすなどの「天誅」を加える(後述)。依頼人の美女が獠のマンションに泊まった場合は、午前1.2時頃に起きて獠の依頼人への夜這いを警戒しているほか、夜這いをかけようとする獠から依頼人の身を守るため、トラップも使用している。

人物
 依頼人の美女に負けない程の美人だが、獠が唯一「もっこり」しない女性である。ただ、出会ったばかりの頃やそれ以降も極まれに「もっこり」する時がある。原作・アニメ共に初期の一人称は「オレ」。男っぽいところがあること、長身・ショートヘアといった外見などから男性と間違えられることがあり、本人はそれを非常に嫌っている。高校時代から女性からラブレターやバレンタインデーのチョコを大量に貰っており、獠と出会って以降も隠しブロマイドが売られた際には女性が主な購入者だったりと変わっていない。そんな香も、年齢を重ねるごとに女性らしさを身につけていった。獠とは高校生の頃に出会っており、彼に対して素直ではないが健気な愛情を抱いている。家事全般をこなし、仕事の依頼を取り付けてくるなど、いい加減な獠をよくアシストしていた。ただし料理は獠や兄の秀幸の方が上手いらしい。恋愛に対しては鈍感であり、獠に愛する者がいると言われてそれを自分以外の女性であると曲解したり、男性から寄せられる好意にも気付かない。獠に対して好意を抱いていると第3者に指摘されるとムキになって否定する事が多いが、相手の心を見通す少女に指摘された際にはごまかせないとして好きである事を認めている。

髪型と容姿
 初期から一貫してショートカットであった。その後は首の辺りまで髪を伸ばすようになったものの、ロングヘアとはいえない程度の髪の長さであった上、化粧もほとんどしないため、男性と間違えられることも少なくなかった。ただし、事情によりロングヘアのかつらを被ることもあり、その時の彼女は誰もが美人と認めるほどの顔で、このときは獠も香を見て「もっこり」している。
 男であると勘違いされることを嫌がっていた香だが、終盤には首の辺りまで伸ばしていた髪を自ら切り落としている。

家族
 実は兄の槇村とは血の繋がりはなく、槇村の父が追跡中に事故死させた犯人、久石純一の娘である。なお、香のモチーフは三浦綾子の小説『氷点』の主人公、陽子であると思われる。犯罪者の父を持ちその後他人の養女となった点や養父の家に兄がいた点は同じであるし、実父の姓は『久石』であり、陽子の実父『佐石』と類似している。
 槇村は香の誕生日を機に真実を話すつもりだったが、その矢先に死んでしまった。槇村は香はその事実を知らないと思っていたが、香は槇村と血が繋がっていなかったことを槇村がまだ生きていた頃から知っていて、獠に最初に会った際にそれを漏らしている。
 そして久石の妻に引き取られた生き別れの姉には、ウィークリィ・ニュース誌編集長・立木さゆり(『C.H.』での声優は榊原良子、『A.H.』では潘恵子)がいる。前者では彼女と一時生活を共にし、また仕事の手伝いもしたが失敗ばかりだった。

(ウィキペディアより)

 ヒロインの香のモチーフが小説家三浦綾子を代表する名作「氷点」の主人公、陽子であるという見立てには驚きである。犯罪者の父、他人の養女、養父の家に兄がいた・・・のに加え、実父の姓「久石」も、「氷点」の主人公陽子の実父「佐石」と似ている。
 ここでは触れていないが、「氷点」の主人公陽子は兄への思いを断つため死のうとする。そして生の気配が蘇ろうとするところでラストとなる(続編があるがとってつけたようなものである)。
 一方、『シティーハンター』のヒロイン香は幼児を助けようとして交通事故であっさり死亡する。このあたりも生と死が背中合わせになっていてよく似ていると言えそうである。

 原作のストーリーは1980年代から90年代にかけての東京が舞台となって展開するが、ガールズ・グループ(KARA)のク・ハラが出演する『シティーハンター』は2011年のソウルが舞台になる。原作のストーリーを踏襲して主人公冴羽獠とヒロイン槇村香役の痛快無比の活躍を与えながら、韓国ドラマらしくあと二人の男女を絡ませ、人間的な部分の成長も描いていくのであるらしい。
 14日に全出演者が顔合わせを行い、セリフの練習をやったというが、初めての顔合わせにかかわらず、みなは息が合い、ノリノリで練習を終えたようだ。特に主演陣が意欲をみなぎらせていたという。イ・ミノ、パク・ミニョン、イ・ジュニョクは全体のセリフ朗読が終わった後も、練習室に残って意欲的に演技イメージを創りだしていたようだし、このドラマの注目株であるク・ハラも自然なセリフ朗読で成果を出して誉められたりしているようだ。
 ク・ハラは槇村香(大柄でイケメン男風のキャラなのだが)の役をやることになるだろうか。それともプラスされた男女の一人をやることになるのだろうか。
 どっちにせよ、彼女の比類なき愛らしさがこのドラマを彩り、盛り上げていくことは間違いないだろうと断言したい。



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