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キム・ヨナ「皆さんにハートを」
4日、ソウルのオリンピック公園体操競技場でアイスショー「E1オールザットスケートスプリング2012」が開催された。公演の最後にキム・ヨナらが観客の声援に応えている。
キム・ヨナ、自信あふれるパワフルな演技
4日、ソウルのオリンピック公園体操競技場で開催されたアイスショー「E1オールザットスケートスプリング2012」で、キム・ヨナが自信に満ちた表情で演技をしている。
(ニュース記事より)
観客の声援に応えているキムヨナを見るのは久しぶりだ。自信に満ちた表情で演技するキムヨナも懐かしさとかぶってくる。
ひょっとして動画がアップされているかもしれない。そう思ってユーチューブに飛んで検索をかけてみた。だが、昨日の今日にそんな動画が見つかるわけもなかった。
このままページを閉じるのも癪なので、これまでのアイスショーの動画を視聴する。
彼女の実践演技は何十、何百と見てきた。しかし、アイスショーやエキシビションの演技はそう何度も見たわけではない。「オンリー・ホープ (ONLY HOPE) 」「Just a Girl」 などエキシビションの中でお気に入りの演技を見て、「Fever」「月光」などアイスショーの動画なども見る。荒川静香、ミシェル・クワンの演技を見るのも久しぶりだ。一年くらい見ていなかった。
少女時代の「ラン・デビル・ラン」やワンダーガールズの「Nobody」を目にするのも懐かしい。キムヨナの演技は折に触れ見てきているのに、気がつくと見なくなってしまっているのがこうしてあったりする。
あらためて思う。彼女はやはり超一流の選手である。
キムヨナの演技を見ながら年を追った線でつないでみると、ただ上昇カーブの道筋だけたどってきたのでないことがわかる。フィギュアスケートの持続、怪我による挫折感といくども危機に見舞われている。彼女は努力に努力をつないで今に至っているのだ。
他にも有望な選手はたくさんいたが、怪我などが原因で突然スランプに陥り、消えていった者も少なくない。フィギュアスケートはそれほどに厳しくデリケートなものなのだ。
彼女とバンクーバーでしのぎを削った浅田真央はソチを目指しながら苦闘を続けている。
アイスショーの中に身を置きながら彼女もソチを目指す厳しさを感じていることだろう。
しかし、アイスショーをやりながら彼女がソチ(未来)から目を背けているはずはない。彼女の闘志とプライドがバンクーバー(過去)で燃え尽きたものとも思いたくない。