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韓国ドラマ「プレーヤー」(連載41)
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
「プレーヤー」第3話→(検事と手を組む詐欺軍団)⑨
★★★
ビョンミンはSNSを通じてある女のプロフィールを追った。その情報を携えてハリはその女との接触を試みた。
ハリは西田奈央の手になる書物を持ち寄っていた。
それを見て女は訊ねた。
「奈央がお好きなの?」
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
「プレーヤー」第3話→(検事と手を組む詐欺軍団)⑨
★★★
ビョンミンはSNSを通じてある女のプロフィールを追った。その情報を携えてハリはその女との接触を試みた。
ハリは西田奈央の手になる書物を持ち寄っていた。
それを見て女は訊ねた。
「奈央がお好きなの?」
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「ええ、まあ…たまには贅沢に惹かれます。エロいのも」
女は小さく笑い声を立てた。
「失礼ですが、ご職業は?」
「エージェントです。主に格闘技選手の管理を」
ハリは驚きを見せる。
「似合いませんか?」
「そんな…本当ですか?」
「ええ」
女は頷く。
「信じられないな」
ハリは懐に手を伸ばす。
「これはただの縁ではないな」
ビョンミンはエンターキーを押した。プリンターを通して”グロープ スポーツ社長 オ・ビョンジュン”の名刺が刷りだされてきた。
今回、ハリはオ・ビョンジュンとして立ち振る舞うのだ。
★★★
「そうみたいですね」
ハリが懐から出した名刺を見せられて女は頷いた。
ハリは軽く笑い声を立てた。彼女もあらためて名刺に見入った。
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ハリは女とともにパーティ会場へやってきた。美貌の目立つ彼女に男から声がかかった。
「ユリさんは会うたびにきれいになっていくね」
連れの男とともに笑顔を並べる。
「彼が未来の新郎かな…?」
「えっ? やめてくださいよ」
満更でもなさそうにハリを見る。
「挨拶して、こちらは…」
ハリが2人に頭の下げたところに横から声がかかった。
「久しぶりだな」
「あら、ナ社長」
ナ・ウォナクはハリを見た。 円テーブルからワイングラスを手にして訊ねた。
「誰だ? 初めて見る顔だが」
ナ・ウォナクの気性は頭に叩き込んである。ハリは穏やかに挨拶した。
「オ・ビョンジュンです。日本で小さな会社を」
「だろうね」
足もとから顔まで品定めしてナ社長は頷く。ワインを口に持っていく。
「お二人とも韓国大学出身ですね」
「そうか」
あらためてハリを見る。
「学部は?」
「法学部です。先輩でしたか…」
頭を下げる。
「法学部~、法学部ね…」
ナ社長はいささか胡散臭そうな表情になり、辺りを見回した。ひとり見つけて手招きする。
「ヨンフン、ちょっと来い」
「先輩、久しぶりです」
やってきた男の前でナ社長は訊ねた。
「法学部同士なら知ってるだろう」
女は頷く。
「信じられないな」
ハリは懐に手を伸ばす。
「これはただの縁ではないな」
ビョンミンはエンターキーを押した。プリンターを通して”グロープ スポーツ社長 オ・ビョンジュン”の名刺が刷りだされてきた。
今回、ハリはオ・ビョンジュンとして立ち振る舞うのだ。
★★★
「そうみたいですね」
ハリが懐から出した名刺を見せられて女は頷いた。
ハリは軽く笑い声を立てた。彼女もあらためて名刺に見入った。
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ハリは女とともにパーティ会場へやってきた。美貌の目立つ彼女に男から声がかかった。
「ユリさんは会うたびにきれいになっていくね」
連れの男とともに笑顔を並べる。
「彼が未来の新郎かな…?」
「えっ? やめてくださいよ」
満更でもなさそうにハリを見る。
「挨拶して、こちらは…」
ハリが2人に頭の下げたところに横から声がかかった。
「久しぶりだな」
「あら、ナ社長」
ナ・ウォナクはハリを見た。 円テーブルからワイングラスを手にして訊ねた。
「誰だ? 初めて見る顔だが」
ナ・ウォナクの気性は頭に叩き込んである。ハリは穏やかに挨拶した。
「オ・ビョンジュンです。日本で小さな会社を」
「だろうね」
足もとから顔まで品定めしてナ社長は頷く。ワインを口に持っていく。
「お二人とも韓国大学出身ですね」
「そうか」
あらためてハリを見る。
「学部は?」
「法学部です。先輩でしたか…」
頭を下げる。
「法学部~、法学部ね…」
ナ社長はいささか胡散臭そうな表情になり、辺りを見回した。ひとり見つけて手招きする。
「ヨンフン、ちょっと来い」
「先輩、久しぶりです」
やってきた男の前でナ社長は訊ねた。
「法学部同士なら知ってるだろう」
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ハリは男を見た。相手もハリを見る。
互いに相手を覚えていない様子で、ナ社長は怪訝そうな目になった。
ところが相手の男は次第に目を丸くしてきた。
「おっ、お前…久しぶりだな。ほんと久しぶりだよ」
ハリは笑い声を返す。
「何してたんだ。いつも同窓会には来なかったじゃないか」
「ああ、韓国に戻ってきたばかりでさ」
「本当に知り合いなのか?」
しかし、ナ社長は信用ならない顔付きで訊ねる。
「もちろんです」ナ社長の知り合いは頷く。「1年の時に司法試験に受かった有名人ですよ」
説明して男はハリを見た。
「研修院には入所しなかったと聞いてるが、なぜなんだ?」
ハリは女を見た。
「じつは合わなくて辞めたんだ」
その時、遠くから彼に声がかかった。
「ヨンフン、キム社長だぞ」
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「もう行くよ」男はハリに向けて名刺を差し出した。「ぜひ、連絡をくれ」
「ああ、またな」
2人は握手した。
男はナ社長に挨拶して戻っていった。
ナ社長はハリを見た。
「納得したよ。素性の分からないヤツは嫌いなんだ―誰でも招いてたら格が下がるからな」
そう言ってワインを口にした。
「そうですね」とハリ。「今度から学生証を持って来ます」
ジョークで笑うハリにナ社長の目はまた険しくなる。
「面白い人だ」
そう吐き捨てて女を見た。
「ユリさん、話がある」
ユリはハリを見る。ハリはどうぞと促す。
ナ社長らを見送りながらハリは軽やかにつぶやく。
「ああ、もう~、ムカつく顔だよな」
ナ社長に呼ばれてハリと立ち会わされた男は、共通の友人を見つけて言った。
「スヒョクと会ったよ」
「誰?」
「いただろが…1年の時に司法試験に受かった男だ」
それを聞いて相手も反応した。
「チェ・スヒョクか。覚えてるよ」
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ナ社長はユリに切り出した。
「使える選手に心当たりはないか」
「なぜですか」
「バイトさせてやろうかと」
「あの賭博場で? 私が嫌いだと知ってるでしょう」
「薬をやって出られないヤツの金稼ぎになるだろ」
「うちにはいないわ―ああ、そうだ。ビョンジュンさんに聞いてみては? あの人も選手の管理をしてると言ってたわ」
「…そうか」
ナ社長は思案に沈んだ。
いけ好かないヤツだが当たってみるか…。こっちにすれば金儲けになりさえすればいい話だ―こっちで金かけて見付けだすより手っ取り早い…