第5回ABEMAトーナメント予選Aリーグ(第2戦)から
〇 チーム永瀬 VS チーム三浦
〇 チーム永瀬 ➡ 永瀬王座、増田康宏六段、斎藤明日斗五段
〇 チーム三浦 ➡ 三浦九段、池永天志五段、伊藤匠四段
両チームはリーダーが悩んで選んだだけあって、強力なラインナップを誇っている。
この日のチーム戦のカギを握るのはチーム永瀬は増田康宏六段。
チーム三浦は伊藤匠四段と見ていた。
3人ひとチームだ。ひとり調子の出ないメンバーが出ても、残りふたりの踏ん張りで乗り切ることは出来る。あるいはふたりが1勝2敗で負け越しても残りひとりが負けなければ5勝4敗で勝ち越せる。
ABEMAトーナメントはカギを握るメンバーの動向次第で明暗が分かれていく総力戦である。
注目していた増田康宏六段(チーム永瀬)と伊藤匠四段(チーム三浦)の勝敗は次の通りとなった。
〇 増田六段 ➡ 2勝
〇 伊藤四段 ➡ 1勝2敗
〇 チーム永瀬 ➡ 5勝2敗
〇 チーム三浦 ➡ 2勝5敗
★ 第1局 斉藤五段 VS 三浦九段 先手 斉藤五段の勝ち
★ 第2局 斉藤五段 VS 池永五段 後手 池永五段の勝ち
★ 第3局 増田六段 VS 伊藤四段 先手 増田六段の勝ち
★ 第4局 三浦九段 VS 永瀬王座 後手 永瀬王座の勝ち
★ 第5局 増田六段 VS 池永五段 先手 増田六段の勝ち
★ 第6局 伊藤四段 VS 斉藤五段 先手 伊藤四段の勝ち
★ 第7局 永瀬王座 VS 伊藤四段 先手 永瀬王座の勝ち。
チーム永瀬は、永瀬王座(2勝)と増田六段(2勝)の好調ぶりが目立った。
逆にチーム三浦は、三浦九段と伊藤四段が精彩を欠いていた印象だ。直接に対決した伊藤四段と池永六段が、ABEMAトーナメントで好調をキープしている増田六段の勢いを止められなかったのは痛かった。
リーダーの三浦九段も斉藤五段や永瀬王座との対局に敗れ、流れを変えられなかったのも響いた。
チーム永瀬戦に敗れたチーム三浦は態勢を立て直し、チーム羽生と生き残りをかけて戦うことになった。
チーム羽生の命運を握るのは中村太地七段と言えようか。チーム羽生にとっては、羽生善治九段が最終局を戦えるどうかがポイントになって来そうである。
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