少女時代のファンたち(2011年6月)
Girls' Generation fans (June 2011)
広い職場を動き回って働いている。
今朝、とある控室の前を通りかかったら、年配の男たちがK-POPの話題に花を咲かせていた。
「じゃあ、少女時代やKARAの先に人気が出たグループがいるというのか」
「ああ、いるよ。K-POPはそいつらの活躍があって認知されだしたようなものだ」
それはワンダーガールズのことだな、と思いながら僕は控室の前を通り過ぎた。
この頃、野球やサッカーなどとともにK-POPの話題もよく耳にするようになった。
「KARA」は分裂騒動が収まり、活動を再開した。日本へもやってきて、Mステなどテレビへの出演も始まっている。
「少女時代」も日本ツアーが始まり、途中、SMタウンのパリ公演なども挟まったこともあり、さらに話題と注目を集めている。
先日の東京公演も大盛況のうちに推移したことがユーチューブにアップされた動画からもうかがえる。代々木体育館に押しかけた客の8割以上は女性だったという放送がテレビで流れた。
アップされた動画にあたってみて合点がいった。場内に溢れかえる応援は圧倒的に女性の声で占められている。
埼玉アリーナでは男性の声もかなり混じっていると感じたが、代々木体育館においては男性の声はほとんどないように感じられる。
若い人たちにおいては、少女時代やKARAを支持するファンはやっぱり女性が多いようである。
しかし、職場を歩き回っての感触では、「少女時代」を話題にする男性はけっこういる。メンバーひとりひとりを分かっているところまではいっていないようだが、テヨンのことを言っているな、とか、ユリのことだな、とか話の内容から感じ取れる時があったりする。
関心以上のものがあるからそういう話をするのだと思う。
「また最近、Mステを見始めた」という話もある日耳にもした。
年配の男がそんな話をするのは「少女時代」や「KARA」につながる何かとしか僕には思えないのである。
ファンと考えるには無理があるかもしれないが、「Gee」や「ミスター」の歌声が彼らの耳奥でふと流れ出したりしているのは想像することが出来る。
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