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阿部健治郎七段vs藤井聡太七段戦から

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阿部健治郎七段vs藤井聡太七段戦から


第61期 王位戦 挑戦者決定リーグ白組


 短手数の激戦で藤井七段が阿部七段との対局を制した。
 帰宅してabemaTVを入れたら、先手阿部七段が飛車成りを実現して攻め立てている。
 先手番と後手番の違い、局面の違いはあれど、先日の対大橋六段戦の
再来を思わせる。
 後手は8四に飛車を浮いて、先手の攻めをかわそうとしている。だが、応手をひとつ間違えば敗勢へ追いやられそうな局面である。
 AIの評価が藤井七段に寄っているのはちょっと不思議に思える。先日も対大橋六段戦でAIは藤井七段に寄っていた。持ち駒的には藤井七段の優位は明らかだった。だが、藤井玉は危ないことこの上ない。すぐにも捕縛されてしまいそうだった。
 一方、大橋六段の玉は金銀の守りは安定的だった。藤井七段は犠打で手を稼ぎ大橋玉に迫っていった。だが、玉の遠さと攻めの細さは如何ともし難かった。
 嫌な予感を覚えたのはその将棋が頭に残っていたからだと思う。
 しかし、増田六段や三浦九段の解説を聞いていたら、どうもこの戦いは藤井七段があえて誘導したみたいである。
 角換わりから7二銀とあがったのがそれだったみたいである。藤井七段から”どうですか?”と伺いを立てられ、阿部七段も急襲を決意したようである。
 そうして進展して生じたのが自分の見ている局面だったのだ。藤井七段の主張は駒得、駒損ながら阿部七段の主張は金銀に守られた自陣の安定だった。
 もし阿部七段が藤井七段の対永瀬二冠戦、対大橋六段戦の将棋を見ていたなら、藤井七段との対戦は持久戦より急戦の方が勝ち味があると踏んでいたかもしれない。
 それが竜を引かない強引な戦いを選ばせた気もする。ただ、阿部七段にとって不運だったのは、この日はその竜を目標に大駒を攻防で活用する順が藤井七段側に色々と生じていたことだ。
 竜は敵陣深く攻め入ったものの手駒不足は最後までたたってしまった。最後は大駒の集中攻撃を浴びてあっけなく力尽きた。
 終わってみれば藤井七段の完勝だった。




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