雨の記号(rain symbol)

ソチに向かうキムヨナストーリー

2013-11-02 22:19:40

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鼻筋通った横顔も完ぺきなキム・ヨナ

３０日、泰陵（テルン）選手村で２０１４ソチ冬季オリンピックＤ－１００日国家代表記者会見が開かれた。フィギュアスケート選手のキム・ヨナが壇上に座って同僚らと会話をしていた。 .
（フィギュアスケートニュースより）

　嬉しいニュースが飛び込んできた。
　「オリンピック前に出場可能な大会を検討中だ。１２月中に開かれるＢ級大会に出場すると思う」
　国家代表役員・選手合同記者会見に臨んだキムヨナ選手のコメントだ。
　「痛みはかなりおさまった。もうトリプルジャンプもこなしているし、体調も現在は７０％まで回復している」
　右足中足骨（足の甲と足の裏をつなげる骨）の損傷の回復具合がどれほどのものかは微妙だ。いくら専門医でもスポーツの判断はおよその度合いしか示せない。アイスリンク上でどれほどの衝撃に耐えられるかは本人にしかわからないことだ。
　その本人が「７０％の回復」と言っている。この数値はまたもどかしい。「８０％」と聞かされればほっとなるところだが、「７０％」ではまだまだ痛みを気にしているのだと感じさせる。
　しかし、白黒半々の「５０％」よりはうんとマシである。
　彼女が１２月中に開かれるＢ級大会に出場するかもしれないのは嬉しい限りだが、出来ればもうひと試合出ていただけないだろうか。

☆ホップ、ステップ、ジャンプ
☆ワン・ツー・スリー

　フィギュアスケートは想像力を働かせて見るスポーツでもある。
　前章の溜めは二つくらいあった方が、リズム、ストーリーが想像世界に躍動して実にいいのだ。

　スポーツ選手としての資質（運動能力）、容姿（顔）、体型（身長もあり手足も長いからスケールの大きい演技を実現できている）に恵まれた彼女には、ソチ五輪で不世出の選手になれるかどうかがかかる。
　それにはソチ五輪の優勝はむろんだが、そこに至るプロセスにも大いなるドラマが求められる。Ｂ級大会のひと試合では絶対ダメだ。

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「体調は７０％」、海外メディアもキム・ヨナに注目

リハビリ中の「フィギュアクイーン」キム・ヨナ（２３）の体の状態は、外信でも大きな関心を集めた。

キム・ヨナは３０日、泰陵（テルン）選手村チャンピオンハウスで開かれた２０１４ソチ冬季オリンピックＤ－１００日国家代表役員・選手合同記者会見で「オリンピック前に出場可能な大会を検討中だ。１２月中に開かれるＢ級大会に出場すると思う」と明らかにした。キム・ヨナは先月２６日、右足中足骨（足の甲と足の裏をつなげる骨）の微細損傷の診断を受けて２０１３～２０１４シーズンのグランプリシリーズ不参加を宣言した。リハビリと訓練を併行している彼女は「痛みはかなりおさまった。もうトリプルジャンプもこなしている」としながら「現在の体調は７０％」と明らかにした。

これについて米国ＮＢＣスポーツは３１日午前（韓国時間）、「オリンピックフィギュアスケートチャンピオンのキム・ヨナが、トリプルジャンプを練習することが可能になり１２月に大会に出場するものと見られる」としながら大きな関心を寄せた。このメディアはキム・ヨナの発言を伝えながら「キムは１９８４年と１９８８年オリンピックで連続優勝した東ドイツのカタリナ・ビット以来初のオリンピック連覇を狙っている」と紹介した。

これに先立ちロイターも３０日「『アイスクイーン』キム・ヨナがソチでのスワンソング（引退前の最後の舞台）を控えて技術を磨いている」としながら「ソチオリンピック開幕を１００日後に控えた２３歳のキム・ヨナは、足の負傷から回復後、スケートを履いてジャンプもできると取材陣に伝えた」とした。

一方、日本メディアは自国のフィギュアスター浅田真央に関連したキム・ヨナの発言にさらに関心を持った。日本インターネットメディアのサーチナは「浅田真央についての質問があったがキム・ヨナは直接的な言及を避けた」としながら「韓国メディアはキム・ヨナがライバルよりも自分との戦いにさらに集中していると伝えている」と報道した。

また英国公営放送ＢＢＣは３１日（韓国時間）、２０１４ソチ冬季オリンピック開幕Ｄ－１００日を控えて選んだメダル候補１０人にキム・ヨナを含めた。ＢＢＣは「韓国のスターキム・ヨナがオリンピック優勝によって輝かしい選手経歴を終えるだろう」と紹介した。 .