そんなで、次の乳腺科の受診時に先生に全摘をして、乳房再建をするという方向で行きたいことを伝えました。そこの病院は形成外科もあり摘出時に一次再建もできるとのことで、一度形成にかかって話を聞きに行きました。
乳房再建は一次再建と二次再建があること。一次再建ではエキスパンダーという風船みたいなものを入れてまずは皮膚を伸ばす、そして9か月くらい後に二次再建でシリコンを入れていくんだそうです。
へぇ~~~そうなんだ!
実際に入れる物も見せてもらいました。うん、ぷにぷに。 動きがないとか、温かさは感じにくくはなるそうですが(いろんな方の体験談をみたりはした)、形は保つことができるとのこと。
…全摘することで、一番はやはり胸の喪失感を感じる人が多くいらっしゃるといろいろ見ていたので、一次再建も摘出と同時に行ってもらえれば喪失感もかなり違うそうです。あと、左右差が出ることで身体のバランス的なことも影響がある人もいるようですね。なので、摘出と同時に一次再建をしてもらえるのはよかったのかな~…。
形成の先生には入れるシリコンの大きさを測ってもらい、『うん、じゃ、頼んどくね~』って『がんばりましょう~!』と元気に言われましたw
あと、乳腺科の先生にも、かかりつけの婦人科の先生にも言われていたのが
『遺伝性の乳がんではないか?』
ということでした。祖母、母と続きましたからねぇ…。それの遺伝子検査をすることができますが、やりますか?と言われてどうしようかと思ったんですが、もし遺伝性だとしたらわたしだけではなく、弟やいとこたちにも関係してくるので受けとこうと思って、お願いしました。
ただ、お値段がなかなかなお値段…
ただ、わたしの場合は保険が適用されるとのことで(条件があるとのこと)それでお願いしました。
先日、その結果を聞きに行ったんですが結果は陰性。遺伝性ではないとのこと。ただ、今の検査技術では陰性だけど絶対に陰性とは限らないとも言われました。それはそうですよね~…。とりあえず、遺伝性の場合使うお薬は使わなくていいという判断基準にもなるとのことで、お話を聞いてきました。
…実はこの日に手術の説明とかあるみたいだったので、初めて母に来てもらっていたんですが、ものすごく受診時間が遅くなり簡単な説明のみしてもらいました。10月に手術なのでまだちょっと先なのでもう一回9月半ばに受診して、その時に入院のことなどするようです。…母…もう一回すまん…
でも、母もMRIの画像とか見てもらい、全摘を進められた理由などもわかったみたいでそれはそれでよかったです。ひとくくりに『乳がん』といっても本当にいろいろな選択肢があるんだな…と知りました。先生も昔はとにかく全摘して終わりだったのが、いまはいろんな手術方法や再建、薬などがあるので、患者さんも迷うこともあると言っていたのを思い出しました。とにかく、自分が納得する形で手術をお願いするのが一番かな…と思いました。