＜生理的寿命＞と＜生態的寿命＞

　やってあると思ってた生協の注文がまだで慌ててｅフレンズで寝る前にオーダー。ネット注文って１週間前から出来る反面、やってないと忘れてそのままになる可能盛大。いやいや危ないとこだった。朝５時に起きてしまい、そのまま担当者ニュースを一気に書く。水曜日のネタにした百歳以上の長寿を切り口に犬の平均寿命に話をつないでみる。元ネタは【寿命の話】から。ここで面白いのは生き物には＜生理的寿命＞と＜生態的寿命＞があるという指摘。前者は生物的な限界による寿命であるのに対して、後者はそれ以外の条件・・・老化してライオンが餌を摂れなくなったり、視力が低下して鳥が餌を摂れなくなれば、それ以前に死を迎えるという指摘。人間は体が動かなくなっても介護してもらえるもんな。それと生涯にわたる心臓の鼓動は生物で一定で鼓動の遅い大型生物の方が長寿であるという「ゾウの時間ネズミの時間」をネタにもう一回分のコラムが出来るな、などとつい考えてしまう。そんなことやったおかげで思い切り寝不足。終日参加した県労連大会は眠い眠いで舟を漕ぎっ放し。いくら上部団体とはいえ、業態は全然違うところの実践を聞いてもイマイチしっくりこないし。殆ど寝たきりで夕方まで会場で過ごす。夕方、平安堂長野店で『丸山眞男集⑬⑭』を買い、９年越しでようやく前１７巻を揃えることが出来たぞ。他に村上春樹の新刊『東京奇譚集』と矢作　弘『大型店とまちづくり』をレジへ。他店で総選挙を特集した「週刊金曜日」も購入。＜「郵政」は通っても「改憲」は許さない＞と大見出し。これから出てくるのは間違いなく、＜増税＞と＜改憲＞だからね。今回の選挙結果で【カトラー：katolerのマーケティング言論】がこう書いている。「有権者の目に映ったものは、民主党が、結局のところ「とにかく権力がほしい」といっているだけなのに対して、小泉が「殺されてもかまわない、郵政民営化をやらせてほしい」と訴える姿だった。「命がけでやるべきことがある」という訴えと「権力がほしい」という言葉では、メッセージとしてどちらに説得力があったかは言うまでもなく明らかである」←実態がどうだったかは関係ない。どっちのメッセージが効果的だったのかという点で言えば、確かにそうだと思う。