比較的わかりやすく、ぶっつけ本番でも大丈夫な今のコースとは違い、今度のコースは道が細いし、同じ長野市とは言っても、多少は下見をしておかないと正直不安・・・というか、1班目まで行く道がわからぁん!
ま、土曜日に各曜日の序盤5班くらいは下見をしなきゃいけないかなって考えてるところ。どうせ、全部回ったって、覚え切れないし疲れるだけ。だったら多少でも不安を払拭する程度には下見をしておこうか。。。というのが偽らざるホンネ。
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さて。フードサイエンスに「松永和紀のアグリ話●有機農産物も地産地消も、環境によくない場合が…」って面白い記事があったので、一つ紹介を。
「有機農産物も地産地消」も一般的に無条件に善と言われてるから、ナニ!って目を剥く人もいそうだけど、ココで取り上げられてるのはLCA(ライフサイクルアセスメント)の手法で「畑から食卓までのさまざまな環境影響を洗い出して検討」してみると言う手法。
農薬や化学肥料を使わないことで「環境によい」とされてきた有機農産物や、輸送距離が短いことで評価されてきた地産地消の優位性も、食品の生産と消費が与えるトータルの環境負荷の中では、それらはほんの一断面に過ぎず、有機栽培の方が慣行栽培より、広大な畑が必要とされたり、気象条件のあった場所で栽培して遠方から運んだ方がCO2の発生を抑制出来る・・・と言う事例が出てくる。
まぁ、これだけで有機農産物や地産地消を劣っているというのは早計だと断ってはいるんだけれども、「全体像を科学的に把握して、持続可能な生産消費を模索する」という試みはもっと光を当てられていいことだと思う。なにせ一番の食の安全は、「必要な食料をしっかりと確保することにあるのだから。