“遺伝子組み換えコエンザイムQ10”が店頭に並ぶ日

　午前中は地図作り。何とか完成・・・間違いがあったらいけないんで明日の朝、最終チェックすればいい。ギリギリだな、まったく。昼過ぎになって、それまで寝てた親父の体調もようやく回復。昼寝して一段落したとこで山田温泉の大湯へ。今まで撮りそこねたすぐ近くの水車小屋の写真を何枚か。そりゃ野沢温泉も良いけどねぇ、ウチから車で５０分近くかかるとはいってもやっぱり山田は良い温泉だね。昨日の通院で読んだ『虚飾の愛知万博』の紹介文をライブラリー用に書き、息が抜けたところで中村うさぎの対談集『変？』（角川文庫）を読みふける。また相手が躁鬱病、薬物依存症、エステ依存症、性的倒錯、摂食障害、アルコール依存症・・・と濃いメンバーばかりとの対談だから面白いんだけど一種異常な世界だよなぁ。去年の１０月の記事だけど【農業生物資源研究所 イネにコエンザイムQ10を作らせる基礎技術の開発に成功】「さらに研究が進めば、植物にCoQ10を製造させて植物工場として利用したり、CoQ10を多く含む農作物の開発などが期待されます」←植物工場とは聞き慣れない言葉だけど一般的には「閉鎖的または半閉鎖的な空間内において、主として植物を計画的に生産するシステム」というのが定義らしい。都会のオフィスビルの地下で農作物を作ってるなんて報道あったから、それが該当するようだけど、ここで使う「植物工場」というのは遺伝子組み換え技術で言う「動物工場」に対応する言葉じゃないかと思う。「動物工場」とはオレの大雑把な理解だと「動物の受精卵に特定の遺伝子を組み込んで人間にとって有用な成分を動物の体内で作らせる」もので主に医薬品の分野で開発を進めてるもの。要は動物を「特定の成分を作る工場」にするわけで、「植物工場」ってことは「植物をコエンザイムQ10を作る工場にする」ってことだろう。近い将来に“遺伝子組み換えイネから抽出したコエンザイムQ10”を使った美肌に効果のある健康食品が売られるのもあながち夢物語とは言えないんじゃないか。低コストで作られたら売れると思うよ、きっと。