ただ、その分年度の初めから、のんびりと・・・などとは到底いかず全力で仕事に向き合わなくてはいけないという点では、今からいろいろやらねばならないこと山積み。明日のおしゃべり会の準備、来週の担当者ニュースに、ああ、自分のネット注文もしなくちゃいけねぇ(´∀`)。
以前紹介した【Internet Zone::Movable TypeでBlog生活】のエントリー「◆「つくる会」の奇々怪々(続々々)」は今日付けの産経を紹介。記事にはこうある。
新しい歴史教科書をつくる会の八木秀次前会長らが解任された問題で、同会の北海道内の全3支部(札幌、道北、道東)は8日、解任を白紙に戻すよう求める要望書をまとめ、種子島経会長に送った。
つくる会は先月27日の理事会で八木前会長、藤岡信勝前副会長、宮崎正治前事務局長を解任し、種子島会長を選任したが、藤岡氏は2日後に「会長補佐」に就任し事実上復権していた。
要望書は、このままでは運動継続は困難だとして、昨年の教科書採択の総括を優先させ「会の体制は採択戦を行った当時に回復すること」などと原状回復を求めている。
ま、このゴタゴタが「教科書採択戦の惨敗」(採択率0.4%)に起因することは間違いないにしても戦後的思考の歪に異を唱えてきたはずである<保守>の運動が何でこうも情けない状態になるのかね。「東京裁判史観」とも「大東亜戦争肯定史観」とも異なる歴史教育を目指すという「つくる会」の先駆けとなった藤岡信勝氏が立ち上げた自由主義史観研究会にはそれなりの期待を持っていたんだよ。それがあっという間に既存の保守陣営に取り込まれる形で「大東亜戦争肯定」に方向展開。身内意識を捨て、周囲から袋叩きにされる覚悟がなきゃ…と失望したもんだ。
身内の保守陣営で叩かれることを承知で「日本の侵略戦争」を論じ、小堀桂一郎、中村粲両氏とオピニオン雑誌で大論争を演じた故・林健太郎氏(1913~2004)や反米論ゆえに保守雑誌からパージされ、自前の雑誌「わしズム」を立ち上げて独自の道を行く漫画家の小林よしのり氏とかさ。考えは相容れないよ、でもその覚悟を今のつくる会の面々より数段まともだと思うよ。オレは(過去の該当記事)。
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