【「奇跡を」7万人祈り、市民ら広場埋める 法王容体悪化】「バチカンのサンピエトロ広場は1日夜、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の容体悪化を心配する市民約7万人で埋め尽くされた」←危篤が伝えられる法王に最後の時が近づこうとしている。【ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia) 』にあるように「教皇が血にまみれ、短い任期をおえるだろう」との預言が当時されていたことも覚えてる。実際、暗殺未遂事件が起きたわけだし、1999年の恐怖の大王がやってくるというノストラダムスの大預言の“成就”の時に、ヨハネ・パウロ2世の次の次の法王が迎えることになるとか、法王の死が、地球滅亡と絡めて語られることがずいぶんあった。ちょっと調べてみると「聖マラキの予言」という12世紀の大司教が残した予言書(実際には16世紀にでっち上げられたものというが)に世界の終わりまでに法王となる111人の法王がリスト化されていて、ヨハネ・パウロ2世(「太陽の労働」と言う名で比喩化されている)は110人目。111人目の「オリーブの栄光」が即位して、その次の代にならないと世界の終わりを迎えることが出来ないから、マラキ預言を信じるものにとっては何としてもヨハネ・パウロ2世に「早く死んで貰わないと困る」という事情があったらしい。法王の病状悪化が十年前であったなら、「世界の終末近し」として、もっと騒がれたんだろう。【ローマ法王暗殺、KGBが計画?81年の事件で「証拠」】「81年に起きたローマ法王ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件について、旧ソ連の国家保安委員会(KGB)が旧東ドイツとブルガリアの秘密警察に対し、暗殺を指示した証拠となりうる書類が存在することがわかった」「冷戦時代に起きた同事件は、ポーランド人の法王が祖国の自主管理労組「連帯」の民主化運動を支持したため、反ソ感情の高まりを恐れたソ連がブルガリアと共謀し、暗殺を図ったとの見方が有力だった。共犯として伊捜査当局に逮捕されたブルガリア人3人は証拠不十分で釈放され、事件は依然、謎の部分が多い」←暗殺が成功しなかった点を除けばケネディ暗殺事件と重なるところが多い気がするな。【バチカンで遺伝子組み換え作物の倫理性を討議】「ローマ教皇庁(バチカン)は11日(現地時間)、遺伝子組み換え有機体(GMO)に関し、神の創造物であるDNAを操作して新しい植物や動物を作ることの倫理的な意味を討議する2日間の会議を終えた」←よく“自然の摂理に反する”とか“人間が神の領域に踏み込んだ”とかいう遺伝子組み換え技術に対して「遺伝子組み換え食品は、バチカンの大きな懸念である世界の飢餓を軽減できる可能性がある」と主張する大司教がいるというのは正直驚き。仮にバチカンが遺伝子組み換え容認の姿勢を打ち出せば、世界に少なからぬ影響を与えるだろうね。どういう公式見解を出すか注目。
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