日日不穏日記gooブログ版

夭折の画家に思いを馳せて

 満腹になったところで前々から行きたいと思っていた信濃デッサン館へ。生島足島神社からは車で10分程度・・・近くには前山寺があり、同じ窪島誠一郎氏が館主を務める無言館もある。今回は今まで何回か行ったことのある無言館はパスして、去年5月に2~3年中には閉館と報道のあった信濃デッサン館に行くことにする。
 前山寺のすぐ近くにある蔦で覆われた建物。こりゃ放置すればすぐいい味を出した廃墟になりそう(^_^)v。ちょっと入るのに躊躇するような外観。



 収蔵される作家が、「夭折(ようせつ)の作家」と呼ばれる若くして亡くなった作家ばかりで、多くはデッサン画。この中で知ってるのは村山槐多くらいだけど、展示にあった野田英夫の絶筆「野尻の花」を脳腫瘍で目に変調を来たし筋肉が動かなくなり、絆創膏で目を吊り上げて描くという壮絶な創作活動という話には驚く(自分も目に病気を抱えているから余計そう思ったのかも)。
 個人収蔵の美術館とはいえ、展示数と比べて入館料700円というのは少々高い。と言って安くして成り立つかって言うと・・・ねぇ。
 隣接する喫茶「独鈷」でコーヒー。暖かな日差しと塩田平を一望できるロケーションでゆったりとした時間を過ごす。いいねえ、のんびり出来て。



 最後に寄ったのが戸倉駅近くの国道18号線から少し入ったところにあるキティーパーク。勾配はキツイけれども憩いの場になっていて、車で登っていくと高台の上にありましたありました・・・国道から見えて前々から気になっていた千曲天狗が。“身の丈8.08メートルで天狗の像としては日本一”っていうけど、天狗像と言ったって普通は屋内にあるもので、天狗の像が屋外にあるってコト自体珍しいだろう。周囲には桜の木が一杯あって、花見のときはキレイだろうねぇ、いいなあ、こういうところで旨い酒をぐいっと飲みたいもんだ。 

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