日日不穏日記gooブログ版

整形外科の診断は椎間板ヘルニア

 9:00から予約した糖尿病外来へ長野中央病院。今日は合併症の検査ということで朝飯抜きで血液、尿、心電図、レントゲン検査・・・結果は特に異常なし。健康診断の検査項目から外れてるものなんで念のためやっとこう、というわけだ。10:30前に終了したんで、腕の痺れをみてもらおうと整形外科へ。「2ヶ月くらい前から肩の痛みはあった、ここ2~3週間ほど右腕に痺れが出てきた、痛みや痺れは首を右に曲げるか後ろに反らすと出て来る、現在は痛みより痺れ。と担当のM医師に伝えると丁寧に診断、やはり痛みは首から来てるようで診断は「椎間板ヘルニア」。首の椎間板が飛び出し、神経に刺激を与え腕や指先に痺れを生じさせているということのようだ。自然治癒が基本で痛みや炎症を抑える錠剤3つと患部に塗る軟膏を処方される。5週間後の通院で改善が見られなければMRIを撮り、最終的にダメなら手術だという。まぁ、そんなこともなかろうが。それにしても糖尿病外来のベイスン錠と合わせて5種類の投薬で薬漬けだな、嫌だねぇ。結局、診療費と薬代で12、620円也!ネットを検索すると【首の椎間板ヘルニア 肩甲骨などに激痛-安静にし刺激避ける-】というページがあってほぼ診断と同じことが書いてあって参考になる。待ち時間に小島正美『リスク眼力』(北斗出版)を読了。リスク論を添加物やBSEという問題だけでなく、自殺や過労、生活習慣病にまで拡大して縦横に論じているところが実に面白い。で、今は『人間機雷「伏龍」特攻隊』(講談社)を読んでるところ。特攻隊員の覚悟や美学は否定しないさ。ただ、人の命を紙切れのように軽く扱った時代の悲劇に目を向けない“賛美”を戦後世代の“憂国を気取る物言い”にだけは組したくない。本当に「伏龍」というのは竹槍戦術そのものだわ。この2冊についてはいずれライブラリー欄で紹介したいと思う。本書によれば伏龍を考案したとされるのは奇人と言われた参謀:黒島亀人少将(1893~1965)であったという。【聯合艦隊司令部先任参謀 黒島亀人少将】には「戦術の天才」ってあるけど、瀬口氏の評価は「自らの奇抜な着想に酔う人物」と酷評されている。類書もないし、実に読んでて興味深いね。特攻関係は『人間爆弾と呼ばれて―証言・桜花特攻』『「特攻」と遺族の戦後』が最近出てるし、保坂正康氏の『特攻隊の真実』やドイツ在住のシュミット村木眞寿美『もう、神風は吹かない 「特攻」の半世紀を追って』も今月中に出る。肯定・否定様々な立場があるのは当然だし、それを読み解くことで自分の考えが矯正されてくわけだ。大事なのは複眼的思考ってことさ。

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