日日不穏日記gooブログ版

コーヒーダイエット?次に出る健康情報は何かな・・・

 午前中、中央病院の糖尿病外来。経過診察も特に変化なし、ただ“秋肥ゆる”この時期、体重は徐々に増加中(泣)。日々不穏じゃなくて“ダイエット日記”に変えてやろうか(苦笑)。この日記で何度もリンクしている安井至さんのサイトを見てたら【 「世界一」の誤解】なる記事が。今日もやってた「世界一受けたい授業」(日テレ系)に出演したときのやり取りが出ている。「水道水の品質は年々悪化している」、「ミネラルウォータは水道水よりも安全である」、「ビタミン、ミネラルは摂れば摂るほど体によい」は誤解・・・この辺は安井さんが年来言ってることだけど、こういう教養バラエティ(?)
でタレント相手にこういう話で<あるある>などの類で流布してる“常識”を覆してくれると小気味良い。【寒天、豆乳・・・メディアが生むブーム続出 踊る「食」と「健康」情報】は最近の寒天ブームについて「「かさが増えるのが寒天の良さ。でも水分を多量に吸収するから、粉寒天をそのまま取るのは腸に悪い」と指摘する。また、「カロリーを落とすだけのダイエットは筋肉や骨が委縮(いしゅく)し、脂肪太りの原因になるだけなので絶対やってはいけない」とも。寒天を食べるだけでやせられるわけではないのだ」←健康ブームのいかがわしさ、どんな食品だって有効な成分がある。「健康番組で取り上げるネタがなくて困ってる。でもやれば視聴率が上がるから、少しでも健康に良いといわれてるものがあれば、やらざるを得ない」(「生活と自治」11月号)という証言もあるし、同じものが何度もブームになったりするわけだ。最近は“コーヒーダイエット”なるものが流行して、よく利用してる加藤珈琲店まで「「ヤセるってホント?」コーヒーの秘密 500セット限定『あるある珈琲豆セット』」なんて企画してる。嘆かわしい・・・珈琲で痩せるわけないだろ。以前にも一度紹介したけれども【コーヒーで、糖尿病のリスク低下】という論文を見ていただきたい。「コーヒーの長期的な飲用による糖尿病リスクの低下という傾向と、短期飲用によるインスリンの感受性低下による血糖値上昇という相反する結果が出たことを以って<因果関係は特定できない>と結論付けたわけだ。科学的な根拠による証明というのは並大抵なものじゃない。ま、そうやって厳密に研究すれば、ほとんどの健康情報って否定されるんだろう。結局、万能薬はなく、適度な運動と摂取エネルギーのバランスという王道以外に有効なダイエットへの道なんてないってこと。真実ってつまらないもんだよね。

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