日日不穏日記gooブログ版

滅菌・殺菌・抗菌・除菌・・・どう違う? 本日2本目

 8:00過ぎにセンターへ。セフターの学習会があるため、1時間早く出勤というわけ。講師は(株)コープクリーン、日生協職員とウチの商品部職員の3名が参加。ポイントの説明の後、一般洗剤と溶け残り実験。どういうわけかオレが実験の実演をやったんだけど、セフターの方が良いという結果。まあ、コップに洗剤入れてかき混ぜるという原始的な実験だからね、何度かやれば結果が違ってくるかも。ただ市販に比べて溶け方で遜色がないとは言えるね。気になってたのが一般メーカーでもよく宣伝されてる“除菌”。セフターでも除菌効果はあるのに効能を謳ってない理由を聞くと、「除菌の定義がはっきりしていないから、表示していない」そう。調べてみると【 「抗菌」の定義】には「 「抗菌」という言葉は、近年新しく使われ出した言葉であり、現在までのところ「抗菌」という言葉について法令や業界、また学術的にも共通の定義あるいは認識がされていない。関係業界団体の一部では、それぞれ独自に「抗菌」および「菌」に関する用語の定義を定めており、各関係業界団体における「抗菌」の定義は、おおよそ「細菌の増殖を抑制する」としているが、その内容の表現には若干の違いがみられる」とある。「関係業界団体、法令、専門誌等において「抗菌」の定義はそれぞれ異なっている」んじゃ困るよなあ。ただし通商産業省でガイドラインを作り『「抗菌加工製品」における「抗菌」とは「当該製品の表面における細菌の増殖を抑制する』と定義はしたようなので、統一に向けた第一歩にはなったんだろうけど。関連して東京都に【 「除菌」表示の洗剤に過大な期待を持たないように!!~「スポンジ除菌」のできる台所用合成洗剤をテストしました~】という報告があり、「(1)ヨーロッパ公定法(※)に準じて殺菌能力のテストを行ったところ、「スポンジ除菌」の表示がある7銘柄のうち、5銘柄が殺菌作用がなかった。一方、「スポンジ除菌」の表示がないもの(3銘柄)でも1銘柄は殺菌作用があった。※ヨーロッパ公定法では、テスト菌の菌数を105以上減少させる能力を有するものを殺菌作用があるとしている。(2)実際に家庭で使用したスポンジを使って菌の減少テストを行ったところ、いずれの商品も菌数が減少したが、除菌表示の有無によるはっきりした差は見られなかった」そうで、効果はあるものの、消費者の抱く“期待”とはギャップがあるようだ。石けんだってある程度の“除菌”効果はあるんだしさ。こうやって調べてくと洗剤の世界も奥が深いねぇ・・・ってオマエが何も知らんだけって言われそうだけど、6月3回のセフターはこれまでにない安さで提供できるんでリキ入れて訴えていこう。それまでいろんな角度から洗剤問題を書いていくつもり。

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