日日不穏日記gooブログ版

飼料の自給という問題

 今日は、風が冷たい。明日は雪が冬が降るという。長野の平地で5cmだって?本当かいな・・・っていうか。タイヤ、自分も配送トラックも履き替えちゃってるし、明日は一番の山の配達なんだけどなぁ・・・この時期に降っても、全部溶けちゃうだろうけどね。

 昨日書いた食の話でもう一つ。フードサイエンスで松永和紀さんが書いてることなんだけど、国産牛と輸入牛を消費するのがどっちがいいかって考えるのに、飼料の自給という視点を抜きに「国産が良い」というのは間違いだって書いている。



 「飼料として与えられるトウモロコシにしても大豆滓にしても、かなりの割合が米国産。こうなると、米国から肉を輸入するか飼料として輸入するか、という話にしかならず、米国依存の構造は何も変わらない。むしろ国産牛肉として食べる方が、大量の飼料を運ぶために大量の石油資源を使い、飼料の大部分は家畜糞尿として放出することで環境に負荷をより大きくかけることになり、たちが悪い。なにせ、牛肉1kgを 作るのに飼料が11kgも必要なのだ」

 だからと言って、輸入牛を米国産牛と食べた方が良いと言ってるわけではないし、松永さんも「飼料の国産化の牽引策として休耕田での飼料イネ栽培に期待をかけている」と書いているわけなんだけどね。う~ん、って考えちゃうよね。今度食べる肉はどっちにしようかyellow6

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コメント一覧

haikyotansaku
結局、大量生産、廃棄のサイクルを止めるしかないってことでしょうね。ありきたりな結論ですが
ヌーボー
牛肉を食べる量を減らしたり、廃棄ロスをなくすのも一つの手段ですね。店など流通で売れ残りや廃棄ロスも一つの要因だし。必要以上に消費者が買いすぎないのも必要かな?って立場的に困るかな・・・
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