今週、配送中もっぱら話してきた商品が、試食した「ふっくらジューシーハンバーグ」と「食パン」。月曜日のエントリーでも触れた食パンの添加物。ニッチにこだわってる人にとってはイーストフードですら大問題。さすがにそれを食べて「すぐどうなる?」とは思ってないものの、積もり積もって・・・ガンやキレる行動に添加物がつながっていくという(いささか単純化された)結論になっていくのだ(>_<)。
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そりゃイーストフード自体、単独の添加物じゃないし(十数種類の添加物から数種類を選んで使う)、“添加物漬け”のパン・・・だからイヤだって気持ちがわからないわけじゃない。ただ、毒性の作用は量との相関関係。「あれも危険、これも危険」と考える方が身体に悪い。今週の週刊ポストでも「あなたの朝食は添加物まみれだ!」なんて記事があって、“添加物に頼った生活は食文化を滅ぼす”という趣旨で『食品の裏側』の安部司氏がここでも登場。消費者団体とも縁の深い境野米子氏が「添加物を複数摂取した場合の安全性は確認されてません」とお決まりのコメントをしている。そりゃそうだろうが、添加物単独の安全性すら十分わかっていないのに、複合摂取を調べろって方が無理な話(一体、どれだけのパターンを調べろって言うのだろう?)。安全性評価がまだ手付かずになっている「天然添加物」を調べる方が先だろうと思うよ。それとこれらの記述で欠けてるのが、かつて危険だとされていた添加物が、その後の検査で安全性が確認されてきているという事実に触れていないということ(サッカリンやアスパルテーム、グルタミン酸ナトリウムなど)。そのこと自体は喜ぶべきことだと思うけどねぇ。だからどんどん使って良いってことにはならないけどさ。
食パンの添加物については生協陣営でもかなり掘り下げた議論が行われている。かなり長文だけれども、「市販の食パンの添加物」について詳しく知りたい向きには一読をお勧め。