クソ暑いって感じではないし、エアコンなしで配送していても平気なのだが、一日を終えてみると体力は相当消耗しているらしい。今日も配達先でスイカとトウモロコシを頂く。甘いし、冷たいし、糖分補給にもなる。有難し!先日加入してくれたお宅の子どもさんが注文用紙を持って玄関で商品が届くのを毎週待っていてくれるのが、木曜日の配達が楽しみな理由。本当はもっと早く書くつもりだったのが遅れて色褪せてしまった記事を今回は一つ。【不使用」豆腐に組み換え大豆市販の6割 混入程度は不明 国民生活センター】不使用を表示している豆腐の6割に組み換え大豆が混入していたことがわかった・・というのがこの記事の趣旨。正直言って「当たり前じゃないか!」と思う。記事にもあるように食品衛生法などでは意図しない場合で原材料の5%以下の混入であれば、「遺伝子組み換えではない」と表示できることになっているわけで、そんな表示制度になっているのはいかに分別管理を徹底しても流通段階で微量の混入は避けられないことを見込んでいるからだ。国民生活センターの記者説明資料によれば0.1%含まれていれば検出される高感度な方法でテストしたというから検出されるのは当然だろう。加工品をテストしてから出荷することをしない限り、(豆腐は出来ても、タンパク質が分解した醤油や植物油脂では遺伝子の検出が不可能)分別したという証明を表示上の根拠とするしかないのが現状なわけで、その証明されたものでさえ、組み換え大豆が検出されるのは今の流通条件の限界と言うしかない。何回同様の検査をやっても組み換え大豆の混入は発見されるだろう。断言してもいい。検出されなかったのは国産大豆使用の明記のあった8銘柄と有機JASマークのあった2銘柄というから、記事の見出しと反して「意外に正直に表示してるじゃないか」というのが受け取っての感想だ。何とひねくれたものの見方と思われるかもしれないが、国産大豆を100%使用していたって組み換え大豆が混入する可能性があるのだ。例えば輸入大豆を使った豆腐と同じラインで国産大豆使用の豆腐を製造していた場合、よほどきちんとラインを洗浄しなければ微量の組み換え大豆が混入することは充分ありうる。そうした事実がなかったということは原料は国産大豆100%使い、洗浄を徹底していたか、製造ラインを国産のみに使うようにしていたか・・細心の注意を払って混入を防いでいたということになる。消費者感情とはちょっと違うかもしれないが、表示制度がきちんと機能しているじゃないかと感じたのはそういう理由からなのだ。
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