秋の気配

うちの母は温泉が好きだ
でも、夏は暑すぎて足が遠退いていた

最近は、朝晩は少し涼しくなってきた
もう少し涼しくなったら、また母を温泉へ連れて行こうかな

小さい頃から、
母は強くて優しくて、
母なりに精一杯私たちを育ててくれた
みんな体当たりでその時の役目をやるんだから
上手くいかないこともあるよね～
自分だってそうだもの

良い母にはなれなかったけど
精一杯やったかと聞かれれば
やるだけやったと胸を張れる

きっと母もそうだろう

だから、母を許している自分がいる

どんな関係におけるお役目もそうなのだろう
相手も精一杯やっていたのだろうな
その人なりに・・・と思いやることができると
なんだか許してもいいか～と思える

もし自分が相手の立場だったら、完璧にできただろうか？
いやいや、自分もできなかったりするよな～とか
大変だったろうな～とか
思えるようになってくる

すると、心の中でトゲトゲしていたものが
丸みを帯びてくるような
ふにゃ～っと柔らかくなるような感覚がある

まあ、いいか～と

過去の自分を振り返ると
燃え盛る怒りの炎で自身を焼き尽くすような時期があった
必死で自分に言い聞かせていた
自分は愛であると
一つなるものであると・・・

自分は悟ったような、人生のことわかってるような気でいたから
なんで私にこんなことが～wなんて葛藤していたw

でも、少しずつ炎は小さくなった
相手もプライドが傷ついて自己崩壊してしまいそうな恐怖の中で
必死の言動だったのだろうと
今なら思える

少しずつ思いを言葉にして整理する
部屋中に散らかっていたものが
段々片付いてくる
小さくなってくる
そのうち、存在すら忘れてしまうだろう
学びの終わり

まだまだ人生の勉強中の私だけど
今日も愛に溢れて生きられますように

皆様も愛と感謝に溢れて生きられますように