der duft der baum 樹の香り

デア ドゥフト デア バオム
北海道の自然に暮らす

茶房法邑 カフェ

2009年05月17日 | 家・カフェ
茶房法邑。

札幌カフェ本に掲載されており兼ねてより勉強のため行きたかったカフェである。
というのも、北海道では人気NO1と言っても過言ではない建築家「中山真琴さんが手掛けた建物であることも興味の一つであった。

駐車場に車を停め建物を見ると赤茶色のガルバリウム鋼板の建物が塀の上から顔を出している。


歩いて表に向かう途中に建物の下部分が見えてきた。


そして、正面入り口。




入口を入ると素敵な水のオブジェ。
水の音に癒される。。。


少し暗めの店内で、足元にある窓から入ってくる光が絶妙である。




そして、椅子とテーブル。
かなり重量のある重厚なつくりの椅子。
簡単に言えば、高級な感じ。。。




おなじみにのチェックポイントのトイレ。


手洗い場が素敵だった。
水を受ける部分に細かい砂利を敷くのは初めて見た。

そしてコーヒー。


家のプランの話で嫁と盛り上がり少し長居させていただいた。

支払のときに目に力のある素敵な婦人が対応してくれた。
「もしかしてオーナーかな?」と気になってお店のことを少し聞いてみた。

すると、自分の生い立ちや今までの苦労話など立ち話だが結構な時間をさいて話してくれた。
やはりオーナーの法邑さんであった。

そこでいいお言葉をいただいたので紹介する。
「お店は良い建物を建てれば客が来るものではない。空気が大事。」
そして嬉しいお言葉を。
「こんな話は誰にでもしてるわけではない。努力して頑張ってほしいと思った人にだけ話すんだ。」
ほんの一時だけの会話であったのだが、お互いに何か感じるものがあったのだろう。

最後に恐らく名刺なのだろう、栞みたいなものをくれた。
そこには、法邑さんが好きだという言葉「夢抄」と書かれてあった。

「夢をすくいあげる。」という意味があるそうである。
頑張ってすくった夢も指の間からこぼれ落ちる部分もあるが、何度も努力しすくいあげることが大事とのこと。


法邑さんからそう教えられたのだが、すごく深みを感じた。

また良い人生の先輩に出会えた。






ゼロからつくる、はじめてのカフェ
川口 葉子,カフェズキッチン
宝島社

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