der duft der baum 樹の香り

デア ドゥフト デア バオム
北海道の自然に暮らす

行者にんにく in富川・鵡川

2009年05月06日 | 経験
行者にんにく、アイヌネギ、ヒトビロ。

全て同じ植物を指す。
その名の通りにんにくの香りがする。
食べてもまさににんにく。
葉にんにくといったところか。
今時期はスーパーにも売っている。

豚肉と卵を一緒に炒め食べると凄く美味しい。
普通は茎の部分を食べるのだろうが、私は葉の部分も全て食べる。

GW辺りに恒例である行者にんにく取りに出かけた。
恒例と言っても、友達が2年前から東京の大学に勉強しに行くまで毎年行っていたのだが、大学に通学中の2年間は途切れていたので久しぶりだ。

2年前までは寿都の海岸沿いの山?丘?で採取していたのだが、今年は富川・鵡川。

友達の奥さんのお父さんが水産試験場だったかな?正確な名前までは忘れてしまったが、サケマス系の研究に携わっており魚の知識はもちろん、山菜系の取れる場所など良く知っていて、鵡川はそのお父さんに教えてもらった場所だ。

鵡川に向かう高速で、苫小牧東ジャンクションで乗り換えしなければならなかったのだが、久々の友達の遠出で話に夢中になり白老まで通り過ぎてしまったのだが、NEXCOの方にお願いし、高速を下りずに折り返させてもらった。


鵡川を抜け、富川へ。
新冠などが有名だが、この辺り一帯はサラブレットのトレーニング場や厩舎、放牧場がたくさんある。


目的の山に行く途中に、友達に教えてもらったのだが、もう廃屋になっているのかわからないが、ししゃもを観察するために作られた「ししゃも小屋」がある。
さすが、鵡川(というか富川)。ししゃもと生きている。


目的の山へ到着。
大曲インターからここまで、1時間半程度で来れる。
苫小牧東から富川東だったか?までは無料で、大曲インターから苫小牧東まではなんと700円。。。期間限定かもしれないが、ありがとう自民党。


早速準備し山へ出発。


入ってすぐに行者にんにく発見!
寿都では結構奥に入らないとあまり見つけられなかったが、ここでは山に登る前に崖で発見。。。すごい。。。


そして少し登ってみると、誰かが栽培しているんじゃないかと錯覚するほどの群生地帯を発見。


他の場所に目をやっても同じような群生地帯が…


農家の収穫作業かというくらいに無心に行者にんにくの葉を採取し下山。
1時間程度だろうか?

収穫はこれ。

恐らくかなりいい時期に来たのだろうが、寿都の時ではあり得ないほど収穫できた。

そして下山中にタラの芽も採取した。
(写真を撮るのを忘れた…)

お腹も空いたので、事前に調べてきた「灯泉房」という鵡川の洋食やさんへ。

なんと、準備中。。。最悪。。。



ご飯はあきらめ、ししゃも販売をしている大野商店へ。
さすが、武川高校を応援している。

大事なししゃも自体を写真に納めるのを忘れてしまったのだが、試食させてもらったししゃもが美味しいのなんのって!

そして、大きさの種類もたくさんあり、「スーパースペシャル」なる卵をありえないほど抱えた雌を購入。
価格は5匹で2000円。。。すごい。。。しかしししゃも市場では安いらしい。。。


そしてもちろん「四季の湯」温泉へ。



塩分の強いお湯であがった後もしばらく体はポカポカ。
保温効果が高いらしい。
施設の中は地元の食材などが売られ活気がある。

もちろんししゃもも食べられる。



来年も行者にんにくを採りに来よう。
いや、来週末には嫁と来てしまうかも。。。

ししゃも
仙川 環
祥伝社

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