Xperia1iiで撮ってみた

花鳥風月をXperia1iiで撮ってみた

ロウバイ。桜と西行、沙羅双樹と釈迦入滅

2021-02-07 17:39:00 | 日記

願わくば花の下にて春死なんその如月の望月のころ


桜をこよなく愛した西行の最後の歌。釈迦入滅の2月15日、満月の桜のもとで死にたい。そのとおり西行は亡くなった。

今日では暦も違うし、桜は梅と違って香りも感じない。平安までは梅が愛された。

なぜ西行は桜なのか、視覚的なものだったのか、私自身は実はいまも実感がわかぬ歌なのだが、あるネット記事によると、
++
お釈迦様が入滅(高僧が天に召される事)の時を迎えると、いい香りがする淡い黄色の花が咲いていましたが一旦枯れ、2本の沙羅の木(双樹)は、お釈迦様の死を悲しみ再び真っ白な花を咲かせ、その白い花は次々とお釈迦様の上に舞散り、覆いつくしたと言われています。
https://lovegreen.net/gardentree/p183075/
++
沙羅双樹とは違うにしても、ロウバイはまさしく黄色。





見上げると陽の光で花びらが美しい。

香りもとても心地よく、寺の外まで漂い、精神を落ち着かせる。

境内はロウバイが散らばっていた。




きっとこういう場所だったんだなぁ、




と、勝手ながら実感できた、ロウバイとの出会でそう、ふと思ったのである。


それでは。


寺町寺院群・浄土宗大円寺のロウバイを撮りに行ってきた

2021-02-06 20:33:22 | 日記
今朝の北國新聞に寺町寺院群の浄土宗大円寺のロウバイのきれいな写真が掲載されていたので、私も行ってみました。
13時になり「それではお先に」と職場をあとに寺町へ。



寺町の主要交差点の一つにあり、前はよく通るのですが、ロウバイは知りませんでした。

門の近くまで行くと、いい薫りがしてきました。 

華やかです。

最初は少し曇り空気味だったのですが、だんだん晴れてきたので、ピュアな黄色を撮ろうと粘りました。

しかし、ほんとにいい薫りです。
心が洗われるようです。

















なかなか人懐こい鶏でした。
雀には驚いて逃げましたが。

































本当は梅を兼六園にも行こうと思っていたのですが、夕方に近づいたことと、ロウバイで満足したことで、やめました。


駐車場へと戻る途中、歩道に大きくはみ出た桜の大木がありました。






天然記念物に指定された松月寺の桜だそうです。
どんな花を咲せるんでしょう。
また来てみたいです。

それでは。