これの弊害についてはあちこちで愚痴って来たので、これ以上言及しないが当時脱QC手法と叫んでも所詮ごまめの歯ぎしりであったことは否めない。そんな中でこの僕がせっせとQC活動に参加してたとは多分認識されていなかったと思う。そのQCとはQuncho & Chuji、クンチョウさんと長岡忠治さんのDuoであった。
通称QCと呼ばれたこのDuoを初めて聞いた時、二人合わせて120歳まで頑張ると言っておられたので、お二人が50代後半の頃だったはずだ。このサイトにも2006年にライブレポートを上げていた。その内にQunchoさんが大阪に戻り、定期的にやっていたお店が閉店、Chujiさんの体調不良などアクシデントが重なり、QCのライブを聴けなくなっていた。
先日の師匠とのDuoで、『また忠ちゃんとやるよ』と言っておられたのでライブスケジュールをチェック。伊丹のフールズパラダイスというお店でやることが判った。地図を調べると、いつも世話になっている小泉クリニックのすぐそばである。バイクだとすぐなんだけど・・・電車とバスじゃ不便なんだよな(笑)
事前チェックで知ったのだがこのお店、昼はFというカレー屋さんで、夜になるとBar Fool’s Paradiseになるという面白いトコだった。オープンの19時きっかりにドアを開けると忠治さんとQunchoさんがセッティング中『忠治さん、お久しぶりですぅ』
余りにも近い上に後ろ姿しか撮れないので、リハ中に前から撮らせて頂く。愛器のJazz Masterがホントにいい色になっている。Body塗装を剥いであるのだがすごく良い音である。一般にビルダーさんは無塗装に否定的な方が多いのだが、一回この音を聞いて欲しいな。
演奏開始。『しんどいからUPテンポの曲は2曲続けない』と言いながら熱唱が続く。個人的にQunchoさんの歌はSoul系が好きなのだが、この日はオンタイムで二人とも影響を受けたというBeatlesからGet Backなんてのも。途中でBilly Prestonの『0引く0は、0やんけ』(Nothin' from nothin')に変わり、またGet Backに戻るというQCアレンジ。
今までコード的に合うからだと思っていたのだが、忠治さんが映画Get Backの話を持ち出して判った。そうか屋上で演奏してる時にハモンドを弾いていたのはPrestonだったもんなぁ。そこまでは気が回らなかったな(笑)
元気な、特に忠治さんの姿を拝見出来て楽しいライブだった。また是非関西に来てくださいとお願いする。・・・そうそう、ここのカレー美味しかった。ライブハウスで一番美味しいんじゃないかな。また行くぞ(笑)
ところでお二人の歳の合計だが138歳(?記憶が怪しいが)との事。これは是非150を超えるまでやってもらわねば(笑)。
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