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QC・・活動

もう10年以上も前になる。会社生活の大部分を研究所で過ごした僕にとってちょっと場違いだった職場にいたことがある。それは研究所親会社の本社部門。昔からいい加減な会社なのでちょっとは真面目にやろうと、QC(品質管理)手法をあちこちで無理やり使い出した頃であった。

これの弊害についてはあちこちで愚痴って来たので、これ以上言及しないが当時脱QC手法と叫んでも所詮ごまめの歯ぎしりであったことは否めない。そんな中でこの僕がせっせとQC活動に参加してたとは多分認識されていなかったと思う。そのQCとはQuncho & Chuji、クンチョウさんと長岡忠治さんのDuoであった。

通称QCと呼ばれたこのDuoを初めて聞いた時、二人合わせて120歳まで頑張ると言っておられたので、お二人が50代後半の頃だったはずだ。このサイトにも2006年にライブレポートを上げていた。その内にQunchoさんが大阪に戻り、定期的にやっていたお店が閉店、Chujiさんの体調不良などアクシデントが重なり、QCのライブを聴けなくなっていた。

先日の師匠とのDuoで、『また忠ちゃんとやるよ』と言っておられたのでライブスケジュールをチェック。伊丹のフールズパラダイスというお店でやることが判った。地図を調べると、いつも世話になっている小泉クリニックのすぐそばである。バイクだとすぐなんだけど・・・電車とバスじゃ不便なんだよな(笑)

事前チェックで知ったのだがこのお店、昼はFというカレー屋さんで、夜になるとBar Fool’s Paradiseになるという面白いトコだった。オープンの19時きっかりにドアを開けると忠治さんとQunchoさんがセッティング中『忠治さん、お久しぶりですぅ』



余りにも近い上に後ろ姿しか撮れないので、リハ中に前から撮らせて頂く。愛器のJazz Masterがホントにいい色になっている。Body塗装を剥いであるのだがすごく良い音である。一般にビルダーさんは無塗装に否定的な方が多いのだが、一回この音を聞いて欲しいな。



演奏開始。『しんどいからUPテンポの曲は2曲続けない』と言いながら熱唱が続く。個人的にQunchoさんの歌はSoul系が好きなのだが、この日はオンタイムで二人とも影響を受けたというBeatlesからGet Backなんてのも。途中でBilly Prestonの『0引く0は、0やんけ』(Nothin' from nothin')に変わり、またGet Backに戻るというQCアレンジ。



今までコード的に合うからだと思っていたのだが、忠治さんが映画Get Backの話を持ち出して判った。そうか屋上で演奏してる時にハモンドを弾いていたのはPrestonだったもんなぁ。そこまでは気が回らなかったな(笑)



元気な、特に忠治さんの姿を拝見出来て楽しいライブだった。また是非関西に来てくださいとお願いする。・・・そうそう、ここのカレー美味しかった。ライブハウスで一番美味しいんじゃないかな。また行くぞ(笑)



ところでお二人の歳の合計だが138歳(?記憶が怪しいが)との事。これは是非150を超えるまでやってもらわねば(笑)。

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