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年四回の真紀バンド

ちょっと前までは『年に一回有るか無いか』『七夕バンド』とおちょくっていたのだが、今年は最後の四半期で巻き返してきた静沢真紀バンド。14日は難波S.O.RaにDuoの相方、石井完治さんを招き3回目のライブが開かれた。蛇足だが、明日15日は4回目が名古屋である。地方初遠征の旅・・・完ちゃん『痴呆発遠征』と変換されましたぜ(爆)




まずは真紀バンドがスタート。静沢真紀(g)ちゃん、三夜陽一郎(drs)さん、有福珍(b)さんとゲストに石井完治(g)さんの四人でインスト2曲。次いで最近良く演る真紀ちゃんのオリジナルでインストのWhere Have You Been。そしてこのバンドの目玉、真紀ちゃんのヴォーカルでBB= Kingお馴染みのRock Me Baby。ここで関西屈指のHarpist大野木一彦さんが加わった。



一部最後はアコギ=グルーブ1枚目のCDに入っている陽炎(かげろう)のエレキバージョン。今までも名前に反してこのDuoにエレキを持ち込んだことは何度もあるのだが、バンド編成でやった覚えはない。全部エレキに置き換えたらCD2枚出せるぞ(笑)。この曲を聴く度、完治さんの友人がタイトルを腸炎と読み間違えたことを思い出す。ここで暫く休憩。



二部は塩次伸ちゃんのインスト曲Delta Boyで始まった。そして真紀ちゃんが歌うアルバート=コリンズのBrick。こんなに愛してるのに、そんなことばっかりやるならお前の頭、レンガでカチ割るぞ・・・という過激な歌をさらっと歌う。


  
そして大野木さんのヴォーカルで30年代の古い曲、リロイ=カーのBlues Before Sunrise。エリック=クラプトンのカヴァーの方が有名かもしれない。夜明け前に泣きながら家出荷物をまとめる情けない男・・・典型的なBluesやなぁ・・・を歌ったもの。



完ちゃんのギターどっかで見たと思った貴方は正しい。真紀ちゃんのプロフェッショナルだったが、シェラトンを手に入れたので完治さんが譲り受けたそうだ。曲はジャズからドン・グロルニックのNothing Personal。ドリームズのブレッカー兄弟の弟、マイケル=ブレッカーの演奏で有名な曲だが、サックスパートをギターで変態弾きする完治さん。



次いで二部最後の曲、真紀ちゃんのオリジナルインストでSandstorm。これを持ち終了となるが、当然アンコールの声が(笑)。フレディ=キングのStumbleがアンコールで演奏され、今度こそライブ終了。途中で何か少ないと思ったらキーボードの岡田さんがいなかった(笑)。さて次は何時になるかな?

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