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十三のねえちゃん

十三とは阪急電鉄の駅であり『じゅうそう』と発音する。京都線、宝塚線、神戸線が通る主要駅でもある為、ジモテェ以外にも馴染みのある名前で、難読駅ではあるが、阪神間の人間ならまず読めると思う。更に言えば藤田まことの歌う『じゅうそうのねえちゃん~♫』もPRになっているはず・・・って古過ぎか (笑)

このフレーズが有名過ぎて題名と勘違いされることも多いが、正しくは『十三の女』だった。まぁ、サブタイトルと考えて頂けたらいいかも。そして16日にバー、レインコートでこの『十三のねえちゃん』なるタイトルを付けたライブがあった。大西ユカリさんのヴォーカルに夢ミノル(Drs.)・森扇背(b)・クスミヒデオ(g)の皆さんがバックを務めた。

実はこのライブ、Vol.2で初回はあっという間に満杯となり聴けなかった。今回はミノルさんから『またやるで』と聞き、早めに予約。その後あっという間のSold Outだった。開場前に行くとなんとドアの外に受付があり、4階から列が出来ていた(笑)。時間になり入ると、ステージにはユカリさんがマイク持って話していた。(暗いのは開演前で照明が落ちているから)

後で聞いたのだが、待ち時間が退屈だろうと開場から開演までマイクを持ってしゃべりっ放しという大サービスだった。エンターティナーやなぁ。コジャリの頃あった十三キャバレーのうたい文句『1セット、ビール大瓶2本付き50円』より優れたサービスだと思う・・・因みにビールが安かった当時でも50円で帰してもらえる訳はなく『十三は怖い』というイメージが広がった広告でもあった。

ライブが始まり、2~3曲目には筆者が中学時代にヒットしたグラス=ルーツの“今日を生きよう”。それもGSのテンプターズの日本語バージョンという懐かしい仕掛けが(笑)。ちょっと違ったのはShah-la la-la-la-la,お前がというトコをちゃんとLive for todayと原曲通りに歌ってくれた。観客のララララコーラスにDon’t worry about tomorrow heyを付け加えたのは化石人間のワシ。

前半の終了に荷物を持って外に出たユカリさん、二部にはなんとお色直し状態で出て来てくれた。折角の美脚を3列目じゃチャント撮れんぞ。しかし楽しいライブだった。オーナーの小林君、是非第3弾を宜しく(笑)。

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