Guitar’s Marketはヴィンテージ好きにはこたえられない所だ。ここで師匠からHarpをならっていた時も、出入りに時間を取られたものだ。つい陳列された名機に目が行ってしまう。この日の目ん玉キャッチャーは59年製のギブソンJ160。木目が浮き上がるほどに木がかれている。生音が素晴らしく響くのが憎い。ぼーずのリイッシューものには出来ないことだから。
17時過ぎ、レッスンが終わると飯も食わずTerraに向かう。リハの師匠たちを聴きながらこっちはどっかと座り込みを決めた。メンバーは2ギターにベースとタイコ。珍しいのはもう一人Harpを加えたツインハープであること。プレイヤーは天才少年HarpistとしてTVにも出ていた千賀太郎君だ。
彼もすっかり大きくなった。その昔、5歳の太郎君に負けてくやしかったので、『ぼーやが大きくなり、他に誰も目に入らないくらい人を好きになって、死にたい位悲しい思いをし、ブチ殺したいほど人を憎んだ時、ホントのブルースマンになれる』とTVに向かって呟いたのは遠い昔になってしまった。
でもって太郎君はますます上手なHarpistに育っていた。『たろー君、おっちゃんのブツブツは単なるひがみやから聞かんでええよ。第一、出来ることなら悲しい目や憎しみを覚えんまま育った方が人生勝ちや。』好青年に育った彼を見てついそう思ってしまった。
で・・・もうちょいここへ続く
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