一昨日、フェイスブックに11年前のカキコが上がった。荻窪のルースターで菊田俊介さんとTammyちゃんを聴いた時に感激して書いたものだった。ブルースの将軍という俊さんのタイトルは大好きなクリント=イーストウッド(ガキの頃から彼の演じるローハイドのロディファンだった)が名付けたと思っていた。が先日、俊さんに『あれを言い出したのはウォールストリートジャーナルの記者だよ』と教わる。
アメリカの経済紙は粋だなぁ。右にフラ付く日経も少しは見習えよ(笑)。蛇足ついでに言うが、日本のTV局が日本人に分かり易いようロディとしたが、本当はラウディ(Rowdy:乱暴者)が正しいそうだ。後のハリーを見越してダーティでも良かったか?
27日、そのブルースの将軍が大阪の高級?ライブハウス、アズールに安達久美ちゃんと来てくれた。支えるバックは森扇背(b)、夢ミノル(drs.)、花田エミ(Org.)、南あやこ(Sax)の皆さん、もう一人田中名鼓美ちゃんは体調不良で残念ながらお休み。ツワリでとしといたろか?そう思ったが、後でシバかれるので止めておく。冗談やでぇ。
まずはバック4人だけがインストのGreen Onionでスタート。次いで南さんをフィーチャーしてもう一曲インスト。3曲目から久美ちゃんが入りフレディー=キングのThe Stumble、続いて久美ちゃんのヴォーカルでジミヘンのLittle Wing。この後、俊さんが加わりフレディのHave You Ever Loved A Woman そしてBBのEveryday I Have The Bluesを歌って一部が終了。
二部が始まるが、最初は久美ちゃんはお休みで俊さんのオリジナル、Look Out Babyでスタート。次もココ=テイラーに捧げるオリジナル、Queen Of The Blues、俊さんの師匠ジュニア=ウェルズからLittle By Little。再び久美ちゃんが加わり、フレディのGoing Downを彼女のヴォーカルで。最後はブルースの定番、マディのGot My Mojo Workingで終了する。
勿論、観客からはアンコールの嵐。俊さんのヴォーカルでBBのLet The Good Times Roll~ジョンソンのSweet Home Chicagoをメドレーで聴かせてくれた。今夜のお隣席はハウリン=バー、オーナーのツルさん。店に鍵かけて聴きに来られたそうな。これから戻って朝まで開店って・・・・体壊さないでね。