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5月5日は大人の日

初めて近藤房之介さんをライブで聴いたのはいつだったろう?恐らく1980年代の後半だったと思うが、場所は間違いなく高円寺のJirokichi。山岸さんと永井ホーさんのライブで一緒の時だった。テレキャスを抱えて出て来た男性の歌声が日本人離れしていて・・・そもそも見た目でも『この人、日本人かな?』と思ったもんね(笑)。終わってから外の出演者ボードにあった近藤房之介という名前をしっかり確認して帰ってきた。

それから彼のライブに行くようになり、初CDの“Heart Of Stone”を買いに近所のCDショップに行った。売り場のねーさんに『この人、踊るポンポコリン歌ってる人ですよね』と言われるが、いくら何でもそれは違うんじゃない?と言って帰ってくる。気になって、後程TVで演奏する所を見たが・・・あの鼻は間違いなく房さんだ (笑)。

こどもの日の5日、難波SORaで房さんのライブがあった。ベースは朋友の清水興さんだがいつものDuoではない。なんと静沢真紀(g)ちゃん・和田八美(p)ちゃんの角打ちシスターズに酒井ちふみ(Vo)ちゃんがバックを支えるSORa渾身の企画だった。この日は演奏中の撮影が禁止の為、セッティングの写真だけ挙げておく。

まずはドブロを抱えた房さんとシミコーさんのDuoでスタート。コーさんは最近おなじみのアコースティックベースを演奏。1曲目は二人でインスト①(曲不明)。そして先ほどの初CDにも入っていた②Sweet Little Angel。その後、房さんはエレキに持ち替え、角打ちシスターズを呼び入れてブルースの定番③Stormy Mondayを演奏。

その後2曲は角打ちシスターズで最近出したミニCDから、真紀ちゃんのインストで④Whisky Soda、続いて八ちゃんの⑤寄っていって酔ってってと続く。1部最後の曲は、房さん2枚目のCD“GO BACK TO De BASIC THING”に収められた⑤Same Old Blues。CDと似てるなとは思ったが、真紀ちゃんのギターは房さんの完コピだったそうな。やるなぁ(笑)。

2部は最初からサカチーこと酒井ちふみちゃんが入り、8823のレパートリーをたっぷりと聞かせてくれた。オープニングは①Next Time You See Me。次にニーナ=シモンの②Sugar In My Bowl。ジミー=リードからは③Baby What You Want Me To。8823の前身で伸ちゃんのバンド4029が良くやってくれた、色んなミュージシャンが歌詞に登場する④Blues Party Tonight。最近は伸ちゃんも歌詞に登場する。

伸ちゃんから提案された時、今と違い歌詞サイトもない頃だったので、すぐ手を撫でに来る不良外人に聴き取りを依頼したという代物だそうな。因みに筆者もその昔、コットンのBoogie Thingの歌詞が聴き取れず、アメリカンスクールに通っていた日本で言えば小学校6年の友人?に、『アイス奢るから』と聴き取りを依頼して『こんなの判んないよ~』とブチ切れられたことあり(笑)。いやぁ判らんで良かった(爆)。

この後は房さんとサカチーでバディ=ガイの⑤Let Me Love You  Baby。その後、サカチーが抜けてイギリス時代のフサさんオリジナル⑥Travelingで2部が終了。すぐに再びサカチーを招き入れて、今やブルースのスタンダードとなったEveryday I have the bluesをアンコールとして演奏してくれ、幕が閉じた。

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